都市計画法(としけいかくほう)

都市計画法は、都市の健全な発展を目的とする法律です。都市計画法では土地利用に関する内容と都市施設・市街地開発事業に関する内容を定めています。賃貸経営に係る主なものとして地区地域の区分が代表的です。これは日本の国土を「都市計画区域」と「準都市計画区域」に分類して、都市計画区域内の土地を利用目的によって区分し、建築物などのルールを決めて地域地区を指定しています。地域地区にはさまざまな種類がありますが、代表的なものが「用途地域」です。また、無秩序な開発を防止し、計画的な市街化を図るため都市計画区域を「市街化区域」「市街化調整区域」に区分しています。どちらにも区分されない地域を「非線引き区域」といいます。