[大分県 Aさま保養所]
大自然に向かってそびえたつレンガの大壁は、「プライベート」、「リラクゼーション」、「パブリック」の3領域を仕切るように配置。北側に配置された廊下を壁に誘導されるように進むにつれてシーンが変化し、領域ごとに異なる由布の景色が一幅の絵画のように現れます。大自然に囲まれた立地を生かし、180度に広がる眺望の良さを取り込んだ設計となっています。また、外壁と内壁、軒と天井の素材を揃えて内と外を一体化し、視線の連続性を出した演出も見どころです。
由布岳を望む別荘地にひときわ映える外観。
メインルームにはタタミスペースも。
素材の良さを生かしたアプローチは落ち着いた雰囲気に。
眺望が楽しめる浴室。板貼りの天井が外へと連続し、内外の一体感を生んでいます。
廊下にもレンガの温かみが感じられます。
すっきりと演出した玄関ホール。右側の扉でガレージともつながっている。
[MJ STYLE vol.32_90]
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