新型コロナウイルスの影響を受けて、「新しい日常」と呼ばれる暮らしへの転換が求められています。“おうち時間”が長くなったいまこそ、生活環境の改善に目を向けてみてはいかがでしょうか。そこでミサワホーム 商品開発部 リフォーム設計技術課の西森正樹さんに、清潔で快適な「新しい日常リフォーム」を行うためのポイントを伺いました。
ミサワホーム株式会社
商品開発部 リフォーム設計技術課
西森正樹さん
新築の商品開発を経て、大型物件のリフォーム現場の工事管理を経験。 現在はミサワホーム向けの建材や設備リフォームを使った生活提案のための 技術開発を行っている。
「新しい日常」を快適にするための住まいづくりで心がけたいのは、ウイルスや有害物質を住まいに持ち込まず、清潔に暮らすこと。加えて、住まいで過ごす時間が長くなるため、光熱費の削減や家事の効率化も大切なポイントとなります。実際にどんな場所をリフォームすれば効果的なのかをご紹介しましょう。
日々を健康に過ごすには、室内に危険なウイルスや有害物質を極力持ち込まず、「清潔」を保つことが重要です。その際に取り入れたいのが、「新しい日常」で求められる習慣を毎日無理なく継続できる住まいに変えること。そのためには、「手が触れるところに気をつける」「空気環境を整える」「空間や動線に配慮する」ことがポイントとなります。
ミサワホームでは、家庭内で安心して生活できるように衛生的で便利な最新設備をご提案するだけでなく、間取り変更も含めたさまざまなリフォーム提案を行っています。
カードキーを近づけるだけで施解錠できます。
人の動きによる温度変化をキャッチして自動点灯・自動消灯するので、スイッチに触れずに済み安心です。
家族みんなが触れる階段手すりは、抗ウイルス機能を持つタイプを設置して衛生的な暮らしを。
不衛生になりがちな床は、細菌やウイルスの増殖を抑制できる機能がついたフローリングに。
ガラス面に付着した細菌やウイルスの繁殖を銅系化合物と光触媒膜との相乗効果で抑制します。
抗ウイルス性成分が、壁紙表面に付着したウイルス表層のタンパク質を変性・破壊します。最近は抗ウイルス壁紙も色や柄が豊富なので、簡単に部屋の雰囲気を変えるのにも最適です。
外の汚れや有害物質等が付着したコート類を、室内に極力持ち込まずに収納できます。
ご夫婦がおふたりとも仕事をもつ共働きファミリーが増えてきた今、在宅ワークをしながら快適に暮らすには、家事や子育てをしやすい住まいづくりの工夫が欠かせません。
新たな設備を取り入れれば家事がグンと楽になるだけでなく、最新の省エネタイプに取り替えることで光熱費の無駄を削減することにもつながります。
忙しい日々の中で毎日の家事負担や光熱費の心配が軽減できれば、心身ともにゆとりが生まれ、家族団らんの時間がもっと増えるに違いありません。
不在時はもちろん、在宅中でも対面での対応不要で荷物を受け取れるため、リモートワーク中も作業を中断せずに済みます。
洗濯物が約8時間で乾燥。花粉の季節など、外干しができない方へもおすすめです。
家族の衣類を一か所に収納。ハンガーにかけたまま、洗濯後にたたまずにしまえます。
従来の便器と比べて大幅に少ない水でしっかり洗浄。水道代が大幅に節約できます。
光熱費を抑えには、LED照明もおすすめ。暗くなりがちな室内もLED照明の適材配置で明るく快適に。
ミサワホームグループは、お客さまの住まいの工法や構造を熟知しているため、間取り変更の際にどの壁に手を加えてよいかなどについても、正確な判断による提案ができ、安心してお任せいただけます。また、設備履歴が残っているため、現行品との交換工事もスムーズです。
グループ全体で「新しい日常」に対応した住まいの研究を進めるミサワホームならではのリフォーム提案を行います。どうぞお気軽にご相談ください。
次回はウィズコロナのいま、住まいや暮らし方はどのように変わるのか、社会デザイン研究家の三浦展さんに お話をお伺いします。お楽しみに!更新は12月下旬予定です。
※掲載内容は本誌発刊当時のものとなります。
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