- TOP
- スマートハウスの特長
せっかくエネルギーを創り、蓄え、かしこく調整して使っても、エネルギーロスが多い設計の住まいでは意味がありません。スマートハウスの基本は、高断熱・高気密な仕様をベースに、自然の快適さと調和するパッシブデザインを採用すること。省エネで快適な暮らしを実現します。
エネルギーロスをなるべく少なくする、高断熱・高気密の住まい。
省エネ住宅の基本は、建物の構造・工法にかかわらず、住まい全体の断熱性・気密性を高めることです。建物全体の断熱性能を示す数値に「Q値」（熱損失係数）があります。これは、屋内から屋外へ逃げる熱量を算出したもの。右図のように、低い数値ほど高い断熱性能を表しており、同じプランでも窓の大小などによって数値が異なることが計算により確認できます。また、気密性を表す「C値」（相当すき間面積）も数値が小さいほど高気密。実測により確認できます。
木の特性をいかしたうえ、断熱材をすき間なく充填
木の性質をいかした木質パネルは、もともと熱を伝えにくい構造体。施工現場で断熱材を組み込む工法だと、枠と断熱材の間にすき間が生じたり、断熱材がず れる危険性がありますが、ミサワホームでは木質パネルの工場生産時に、柔らかくて軽量なグラスウールをすき間なく充填。パネルは格子状の芯材で内部を仕 切った仕様のため、グラスウールが経年とともに自重でずれたり、ムラができる心配がありません。また、外気と通気のある通気層を木質パネルの外側に設け るので、外気は壁の中を流れませんから、パネル内への外気の侵入による冷暖房熱のロスも少なく、高い断熱性を維持します。
エネルギーのロスを防ぐ高機密の木質パネル接着工法
断熱性能の高い断熱材を使用していても、気密性が悪ければ暖房や冷房の効果は下がります。ミサワホームは、密閉性の高いパネル同士を高分子接着剤で 面接合する高気密構造の住まい。パネルの精度が高いために施工精度も高くなり、すき間を抑えたエネルギーロスの少ない建物を実現できます。 ※パネル用の高分子接着剤は青色ではなく実際は乳白色です。 。
光や風をいかして心地よい省エネライフを楽しむ「パッシブデザイン」。
昔の日本では、高温多湿の夏をしのぎやすくすることを主眼に家づくりをしていました。開放的な建て方で風通しをよくし、深い軒で日射を遮り、庭木で風向きを調節する。「パッシブデザイン」とは、このような自然の風や太陽の光・熱を上手にいかす設計手法。高断熱・高気密設計と融合させることで、夏も冬も省エネにいっそう貢献できます。
