平常時は、深夜電力を蓄えて日中に使用し、ピークシフトに対応します。
「ピークシフト」とは、1日を通して電力消費の平準化を図ること。ほとんどの蓄電池には、就寝中に深夜電力を蓄えておき、電力消費量の多い時間帯に使うことが可能な運転モードがあります。創エネ+蓄エネの住まいの場合、日の出とともに太陽光発電がスタートし、日没まで発電エネルギーを利用しながら日中は深夜に蓄電した電気を使用。太陽光の発電量の多い昼間は売電もできます。エネルギーをあまり使わない就寝中に深夜電力を蓄電でき、かしこく安心に暮らせます。停電時は、太陽光発電システムと連係して電気を蓄えます。
東日本大震災による二次災害ともいえる計画停電の実施は、わたしたちの暮らしに大きな影響を与えました。現代において、電気のない生活がいかに不便で危険かを、あらためて気付かされたのです。太陽光発電システムに蓄電池を連係する「創エネ」+「蓄エネ」なら、もし停電が発生した場合でも、機種によっては太陽光による発電を蓄電することが可能です。蓄えた電気は、特定回路のコンセントに接続されたテレビや携帯電話など情報・通信インフラや、食品を保存する冷蔵庫や照明など、非常時の生活にも必要な家電製品などへの電源として使用。太陽光発電システムと連係しなくても、一定時間稼動できます。