新しい暮らし方に対応する

賃貸住宅の
ニューノーマル Part2

あたりまえのアパート経営

新型コロナ感染症の蔓延、震災や水害などの災害の影響などにより、日本の暮らしと住まいにも変化が求められています。新しい暮らし方に対応する「ニューノーマル」な賃貸住宅を考えます。

この記事は資産活用情報誌「GOOD OWNER」2020年9月号掲載記事をWeb用に再編集した内容となっています。掲載内容は本誌発刊当時のものとなります。

ミサワホームが提案するレジリエンス賃貸

レジリエンスとは、「強靭さ・回復」を意味するもので、これからの賃貸住宅に求められるキーワードです。

災害に粘り強くしなやかな対応ができる賃貸住宅


オーナーさまと入居者の双方を守る賃貸住宅を

もしも大きな地震により建物が倒壊してしまい、賃貸事業の継続ができなくなったら・・・。これは多くのオーナーさまが抱く不安です。入居者においても、大きな災害後も暮らし続けることができる住まいを求めています。
ミサワホームは以前から、「備える」「守る」「支える」を実現する「防災・減災デザイン」MISAWA-LCPを提唱してきました。そしてこれを賃貸住宅にとり入れたのが、「レジリエンス賃貸」です。
入居者が安心して暮らせる住まいであること。オーナーさまのリスクを軽減できること。それがニューノーマルに対応できる賃貸住宅だと考えます。

備えるデザイン

地震や水害などで、電気や水道などのライフラインや、物流がストップすることにより、通常の暮らしは困難になります。そのような災害時に求められる備蓄は最低でも3日間、理想は2週間分が必要だと言われています。
ミサワホームでは、そのスペースを確保するため、さまざまな収納を提案。その中でも独自の設計で大容量の収納スペースを確保する「蔵」は、大量の備蓄が可能になり、ものが片付くことで普段の暮らしもすっきり過ごせます。
また災害時の避難場所や、地域のハザードマップなどを入居者に提供しておくことで、より安心へつながります。

※ 「蔵」は居室としての使用はできません

守るデザイン

災害時に入居者を守り、その後も住み続けることができる住まいを実現します。
ミサワホームでは、1967年の創立以来「木質パネル接着工法」を採用。地震による建物の倒壊はありません。
さらに、東京大学と共同で「実大建物振動実験」を実施しており、その結果、ミサワホームの建物の剛性が極めて高く、大きな揺れに対しても建物の変形量が極めて少なく抑えられることを証明しています。
そして入居者により安心できる住まいを実現するために開発されたのが、制震装置「MGEO」です。耐震+制震の性能を併せ持つことで、巨大な地震においても不安を少なくし、住み続けられる住まいを実現します。
さらにスキップフロア設計で水害に対応できる間取りデザインをはじめ、豪雪にも十分に耐えうる最高等級の躯体構造など、さまざまな災害対策を行なっています。

支えるデザイン

災害やコロナ禍において、暮らしを支え続ける必要があります。
太陽光発電を各住戸に配線し、入居者が利用できれば、日常的に光熱費が抑えられ、テレワークによる電気代の負担が軽減されます。また停電時でも最低限の電力が確保でき、生活や仕事を継続することができます。
またミニ蓄電池(バックアップ電源ユニット)搭載の壁掛け給湯器をバルコニー等に設置することで、水害から給湯器を守り、温かいシャワーを一定期間利用することができます。また携帯電話の充電などを行うことも可能です。

太陽光発電の電力を入居者へ還元

各住戸配電の太陽光発電システム

賃貸住宅における太陽光発電は、共用部の電力を賄うなどいくつかの方法がありますが、各住戸でそれぞれが発電した電力を売電する方式もとり入れることができます。
この方式を採用すると、入居者の光熱費を下げることができますので、満足度の向上が見込めます。さらに災害などによる停電時でも「自立運転機能」で、ある程度の電気を使うことができますので、入居者の安心に繋がります。

災害などによる停電時も入居者の暮らしを支える

ミニ蓄電池搭載の給湯器

給湯器にミニ蓄電池が搭載されたものを採用すれば、災害などによる停電時も最低限の電力を使用でき、温かいシャワーを利用することも可能です。

※最大で4人家族が3日間、1日1回給湯・シャワーが使用可能。携帯電話を充電した場合、使用可能時間・給湯量は少なくなります

ミサワホームへのご相談はコチラから

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