土地の可能性を大きく活かす

今こそ木造3階建て賃貸住宅 Part1

あたりまえのアパート経営

土地の可能性を最大限に活かすためには、多層階の賃貸住宅が有利な場合が多いです。
特に都市部の土地を活かす場合に、3階建ては土地の可能性を最大限に引き出せる選択だといえます。
そして木造3階建ては今注目のスタイル。そのメリットについて特集します。

この記事は資産活用情報誌「GOOD OWNER」2019年6月号掲載記事をWeb用に再編集した内容となっています。掲載内容は本誌発刊当時のものとなります。

今、木造3階建て賃貸住宅が注目されている理由

日本は木の家の文化
最も愛されている木造住宅

土地の有効活用を考える際、賃貸住宅経営は王道だといわれています。中でも木造賃貸住宅は、コストの面でも入居者の快適性の面でも大きなメリットがあります。
そして木造住宅は、日本で古来から愛され住文化に根ざした工法だといえます。マンション等に住む人が増えた現在でも、新築住宅の着工数では木造住宅が半数以上を占めています。多くの方に選ばれている工法が木造住宅なのです。
そんな中で今注目を集めているのが、木造3階建て賃貸住宅です。賃貸に入居したい方の中には、2階以上の部屋に住みたいという要望をお持ちの方も多いのが現状です。そして土地の有効活用を考え、家賃収入を増やすためには部屋数を多くする必要があり、その面でも3階建てに大きなメリットがあります。
特に都市部の土地事情を考えると、狭小地でも部屋数を確保できる3階建てには大きな魅力があります。
今回はそんな木造3階建て賃貸住宅の魅力と、入居者に選ばれるためのさまざまな工夫を特集します。

高性能な木造住宅なら3階建てでも快適&安心

3階建て木造住宅の性能に関して、いまだに不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。しかしコンクリート造や鉄骨造の住宅と比べて、建物重量の軽い木造は、地震発生時の建物が受ける力が弱くなるため、耐震面において有利な工法だと言えます。
左のグラフは、農林水産省が調べた木造住宅選びの際に重視する項目です。やはり品質や性能、耐久性を気にされている方が多くいます。 さらに木造住宅を選ぶ方は、健康に配慮した住まいを望む人も多く、その点でも他の工法に比べて木造は有利になります。
耐震性に関しても、ミサワホームなら3階建ての実大耐震実験に裏付けされた性能があり、入居者にとって安心だといえます。

賃貸併用住宅をつくりやすい

自宅を建て替える場合に、賃貸併用住宅を選ぶケースは多くなっています。このケースにおいても、3階建て木造住宅には大きなメリットがあります。
例えば、1階から2階を賃貸住宅にして3階部分を自宅にすることで、快適な住環境を得ることができます。
住宅が密集していて敷地が狭いなど、条件の厳しい都市部では3階に自宅を確保することで、日当たりや風通しがよく、見晴らしのよい住空間を手に入れることができます。
また自宅を建て替える場合には、子供たちが独立して夫婦二人だけで住む、といったケースも多くあります。そのような場合でも、ワンフロアを自宅にすることで、平屋住宅のように縦移動のない生活ができるので、階段の上り下りがなく、日々の家事もこなしやすい住まいが実現できます。一般的に入居者が集まりにくい1階部分を自宅にすることもできるので、収益重視の経営も可能となります。
このように3階建てにすることで、住まい方のバリエーションが大きく広がります。オーナーさまのライフスタイルや収益目標に見合った計画を立てることが可能です。

信頼できる工法
住宅メーカー選びが大切

木造3階建て賃貸住宅を建てる際にもっとも気をつけていただきたいのは、信頼できる工法や住宅メーカーを選んでいただくことです。
入居者に快適な暮らしを提供するためには、木造3階建て賃貸住宅に豊富な経験とノウハウを持つ住宅メーカーをパートナーに選ぶことが何より大切です。
ミサワホームでは独自の木質パネル接着工法により、これまで数多くの木造3階建て住宅づくりのお手伝いをさせていただいております。まずはお気軽にご相談ください。

ミサワホームへのご相談はコチラから

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