特集

資産価値を上げるまちなみづくり
Part3

あたりまえのアパート経営

土地活用を考える際、景観の美しさを考えることは、大切なポイントです。魅力的なまちなみは入居者に支持され、資産価値の向上にもつながります。
今回はそんな、まちなみづくりについて特集します。

この記事は資産活用情報誌「GOOD OWNER」2020年4月号掲載記事をWeb用に再編集した内容となっています。掲載内容は本誌発刊当時のものとなります。

ミサワホームのまちなみづくり実例

さまざまなまちなみづくりのお手伝いをしてきた一部をご紹介します。

最新の高性能住宅と伝統が融合したまちなみ

周辺とは違う、特別な土地活用を望まれていたオーナーさまが選んだのは「和」のまちなみ。旅先で見かけた日本の伝統的な「お茶屋」のようなまちなみを再現しています。
建物の外観は塗り壁、屋根には瓦、そして銅製の雨樋を採用するなど、和のデザインにこだわっています。共用部にもウッドデッキと植栽を組み合わせ、和を演出しています。
室内には「蔵」収納を採用するなど、入居者の快適性を追求。入居者もすぐに決まり、現在でも入居待ちの問い合わせがあるそうです。

※ 「蔵」は居室としての使用はできません


ファミリー需要を考えたナチュラルなまちなみ

周辺の市場調査では単身向け賃貸に空室が目立ち、ファミリー層の需要が多いことが明らかに。敷地の中心に多目的空間を設置した、オープンな中庭のある空間をつくりました。
さらにその中庭に家族で使える家庭菜園があり、お子さまのいる入居者が、野菜づくりを通して食育ができると大変好評なのだそうです。
エントランスは高低差を活かして階段状のスロープに。道路より高い位置にまちを形成することで、より特別感を演出することができました。  

入居者同士のコミュニティをつくるデザイン

若い家族を想定した、メゾネットタイプの賃貸住宅を中心にしたまちづくりの例です。
敷地内に通路をつくり、その両脇に賃貸住宅を配列することで、オープンな空間を実現しています。通路はまるで遊歩道のようで、ベンチを置くなど地域住民の憩いの場をつくり出しています。
オープンな空間で見通しが良いため、セキュリティ面でも良いまちなみとなっています。
入居者と周辺コミュニティとの関係を深くするために、オーナーさまは町内会への加入を入居条件にしたそうです。

企業資産を活用したブランディング

国内ブランド衣料を支える縫製会社「株式会社ナカノアパレル」さまが、東京本社機能を山形工場に隣接した場所に移転され、その建築をミサワホームが担当しました。深刻化する人手不足の対策として、若い人や社員たちが夢を見られる環境整備を大切に考えた上での計画だったそうです。
ミサワホームからは、事業コンセプトの提案、地方創生、保育事業などの事業収支や補助金活用などのノウハウを提供。
また、企業イメージを尊重したランドプランニングを行い、各施設をトータルデザインしました。
企業ブランディングと地域活性化の中心となる、企業主導型の保育施設のほか、研修センターや海外研修生シェアハウス、社員寮、宿泊施設などを備えています。
このように企業が中心となったまちなみづくりも、今後は益々増えていくと考えられます。ランドマークとなるような施設がつくられることで、地域全体の活性化にもつながります。

ミサワホームへのご相談はコチラから

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