設計力が決め手の
賃貸併用住宅 Part3

あたりまえの土地活用

ローン返済の負担軽減が可能になると注目を集めている賃貸併用住宅。
しかし、綿密な計画と実施のノウハウがなければ成功することはできません。
今回は賃貸併用住宅を成功させるポイントを特集します。

この記事は資産活用情報誌「GOOD OWNER」2018年9月号掲載記事をWeb用に再編集した内容となっています。掲載内容は本誌発刊当時のものとなります。

賃貸併用住宅の実例

ミサワホームの多くの賃貸併用住宅の実績の中から
いくつかのケーススタディーをご紹介します。

case study1
定年後の自宅建替えでローン負担を軽く

子供たちが独立し、夫婦二人では広すぎると感じていた築30年のご自宅を賃貸併用住宅に建替えたケースです。定年後の建替えなのでローンの負担も心配だったそうで、売却してマンション住まいも検討されていました。
そんな問題を解決したのが、賃貸併用住宅。自己資金を多めにして、1500万円ほどのローンを組まれましたが、結果的には返済しても家賃収入がそれを上回る収支を実現できました。集合住宅に住まわれたことがないオーナーさまでしたが、心配されていた賃貸入居者の生活音も気にならないそうです。将来は2世帯住宅としての活用も視野に入れているそうです。

case study2
デザイン力で、自宅と賃貸住宅の調和をはかる

角地という立地特性を活かして、自宅と賃貸部分のデザインを大きく変えたところが、一番のポイントだとオーナーさまはおっしゃいます。自宅側は白を基調とした上品なデザインに。賃貸側はチャコールグレーで高級感のある外観にしています。自宅側から見ると賃貸住宅を併用しているとはまったく感じさせないデザイン。
賃貸側から見ると、共用玄関に重厚感があり、高級感のある低層マンションのように見えるという、まさにデザイン力があるからこそ実現できた賃貸併用住宅と言えます。賃貸住宅部分はファミリーをターゲットとしたメゾネットタイプになっており、上下階の音の問題がありませんせん。入居者もオーナーさまも快適に暮らせる設計になっています。

case study3
2世帯の家族で暮らす3階建て賃貸併用住宅

敷地内に建っていた古いアパートの建替えを検討していたオーナーさま。ご自宅も古くなっていたこともあり、3階建ての3階部分を自宅にした賃貸併用住宅を建てられました。高齢のご両親がいることもあり、ひとつのフロアで2世帯が暮らせることが一番のメリットだそうです。3階まではエレベーターで上がるようになっています。
さらに驚かれたのは、賃貸部分の快適さ。以前に建っていたアパートとは比べものにならない性能だと感じられたそうです。入居者からもその快適さを喜ばれているそうです。さまざまな問題をクリアするために、賃貸併用住宅が良い選択になった実例でした。

case study4
都市部の入居者にアピール。「蔵」を採用した賃貸併用住宅

渋谷区代々木という人気の住宅街に誕生した賃貸併用住宅です。ご自宅を建替えるにあたり、広い敷地を有効に活用できないかとの考えで賃貸併用住宅を検討することになったそうです。都心なので、都会的なイメージの外観に。
しかも賃貸住宅に見えない邸宅感のある住宅がご希望でした。入居者のニーズから、シングル向けのプランを3戸配置しています。ポイントはミサワホームならではの大収納空間「蔵」を採用した間取り。1階の賃貸住宅部分は天井が高く、ロフトの蔵収納もついているの、ワンルームでも広く快適に暮らせます。敬遠されることがある1階住戸もすぐに入居者が決まるほど、人気の物件となりました。

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