
埼玉県 Tさま邸
公園の桜を眺め、
高天井のリビングで憩う
平屋の感覚で快適に暮らす
賃貸併用住宅
お祖母さまから譲り受けた広い土地に賃貸併用住宅を建てられたTさま。「1階のワンフロアだけで完結できる暮らしがしたい」との思いから、2階は子ども部屋2室にして、上下移動のない平屋感覚のライフスタイルを叶えられました。
南側に設けたリビングは高さ約3.6mのルーバー天井が印象的。夜になるとルーバーの間から照明が拡散し、優美な雰囲気が味わえます。大開口サッシの外は公園の豊かな緑。カーテンを開け放していても外からの視線が気になりません。リビングと段差なくつながるテラスは自然を感じるアウトドアの憩いスペース。深い軒が陽差しを遮り、夏も快適に過ごせるそうです。「春は公園の桜が美しく、自宅にいながら花見が楽しめます」とTさま。
キッチンはご夫婦一緒に料理ができるよう、ゆとりの広さを確保しました。生活感が漂わないよう、カップボードや冷蔵庫は背面にあるスライドドアの収納に隠しています。自宅と賃貸住宅はお互いの生活に干渉せずに暮らせるよう、玄関の位置を離し、方角も変えて配置。さらに脱衣室のみ壁で接するようにした設計の工夫で、生活音の漏れに悩む心配もありません。
Tさま邸はミサワホーム総合研究所監修の試行棟物件で、外周壁を厚くして断熱材を充填した高断熱住宅。「省エネ性が高いので、リビングのエアコン1台で家中が冷暖房できますし、夏は朝冷房を切って出かけても、夕方帰宅したときに涼しく感じます」とのこと。未来の断熱性能を先取りした住み心地にも満足されています。