愛知県 Kさま邸
光の陰影が美しく重なり、
静かな時が流れていく
家族の気配が巡り、
おだやかな日々を育む住まいへ
光の取りこみと空間のつながりを丁寧に整えながら、
落ち着いた色合いが光の陰影をやわらかく映し出す。
端整な佇まいの内側に心地よい暮らしが広がります。
3方向を建物に囲まれた敷地条件で、どのように美しく暮らしをカタチにするか。Kさまの住まいづくりは、そこからスタートしました。光の取りこみや視線の抜け方を丁寧に計画し、北側へ大きく開く構成を採用。やわらかな光が住まい全体に広がり、心地よい明るさをもたらしています。
外観は道路側の開口を抑えながら、玄関も正面から見えない配置とすることで、外からの視線に配慮。端整なフォルムが、黒を基調とした美しさを一層引き立てています。
そして、中へ足を踏み入れると、明るい素材と色のバランスを整えた空間が広がり、内と外の対比がやさしく伝わります。収納や建具に至るまでラインを揃えた設計が、細部まで配慮の行き届いた佇まいに。光に照らされた波模様のタイルが映す陰影が、おだやかな表情を添えています。
家族が集まるリビングは、道路から少し奥まった位置にレイアウトしました。深い軒のあるテラスが外からの視線を和らげながら、窓越しに光と外の気配が室内へやさしく広がります。3mを超える高天井と大きな窓が開放感をつくり、アクセントウォールがゆるやかに空間を分けることで、家族それぞれが心地よく過ごせる居場所も整えています。
この住まいで重ねていく何気ない日常が、親子の時間をゆるやかに、そして豊かに育んでいくでしょう。

