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南極の人たち

南極の服装

南極の服装

南極の服装 南極へ行くにあたり、まず考えてしまうのは、「南極へはどんな格好をしていけばいいの?」ということではないでしょうか?“平均気温−45℃、風速60mのブリザードが吹き荒れる南極”と聞くとさぞかし重装備をしなければならないと考えるでしょう。まつげも凍り、露出した肌がすぐ凍傷になるほどの過酷な南極です。もしも、冬季の南極で活動をしようとするのならば、本格的に、防寒帽、目出帽子、防風着、羽毛服、安全長靴、防寒靴、防寒手袋など一通り揃えなければなりません。
しかし、観測隊にでも参加しない限り、南極ツアーが行われるのは、南極での夏期にあたる1月〜2月の間となります。
この時期の南極は、昭和基地の平均気温で言えば、意外なことに−1℃程度。札幌の1月の平均気温は−4.1℃ですから、日本で経験できる寒さよりも暖かいのです。また、南極大陸も内陸に向かうほど寒さが厳しくなりますが(地球上で最も低い気温を記録したのはロシアのアボストーク基地で、−89.2℃)、海岸に近い昭和基地では年間平均気温でも−10.5℃です。急激な天候の変化には対応できるよう、いざというときを考慮した準備は必要ですが、旅行者が用意しなければならない服装は、それほどハードなものにする必要はありません。
ちなみに、南極観測隊が行っている共同研究では、寒冷環境下の活動において実用的でデザイン性に優れた南極観測用ウェアの開発にも取り組んでいます。

南極ツアーの基本装備

南極ツアーの基本装備 動きやすく風を通さない素材でアウトドア用の服装やスキーウェアなど、カジュアルな服装をご用意ください。風を通さないというところがポイントです。また、フリースなどの新素材を使った衣服なら、綿製よりも暖かさが保てます。そのような衣服を数枚重ね着するようにするとより暖かさが保てます。
防寒着としては、風を十分に遮る大きめのパーカーがオススメです。防風と合わせて防水加工が施されているものを用意してもらうと問題はありません。
その下には、ウール、ニット、あるいは綿のセーター、中厚のフリースといった上着を重ね着します。特別な仕様のものである必要はありません。日本で着ているもので冬場が凌げるものであれば大丈夫でしょう。
次にズボンですが、これもナイロンなどでコーティングした防水・防風加工がなされているスキーウェアのようなものであれば問題ありません。
靴は、滑り止めのついた長靴や寒冷地用の靴などがよいでしょう。氷の上を歩くことも考え、機能的で動きやすいものを選んでください。靴下は汗をかいたり濡れてしまったときに替えることも考え、少なくとも数組は容易してください。
快適に南極を楽しんでいただくために、なるべく肌を外気に晒さないというのは鉄則です。手袋、帽子、耳当て、マフラー、必要であれば、顔を保護するフェイスウォーマーなどがあると心強いです。

現在南極観測隊が使用している羽毛着は市販されており以下のホームページから購入することが可能です。日本で普段着として着るにはちょっと大げさかも知れませんが、一着持っていればどんな寒さも怖いもの無しなので、是非いかがでしょうか?

株式会社ザンター
南極観測隊用ジャケット(http://www.zanter.co.jp/products_polewards.html

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