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南極の人たち

南極レジャー 動物ウォッチング

南極の動物たち

ペンギン極寒の地南極、ほとんどの生命にとって暮らすことの容易ではないこの氷の世界でも、環境に順応した可愛らしい動物たちが生息している。 その代表格は、なんと言っても、ペンギンであろう。南極及びその周辺の島々には、多種多様なペンギンが繁殖しているが、南極大陸を中心に生息するコウテイペンギンとアデリーペンギンは、南極を訪れたら是非、間近に見ておきたい。特にペンギンたちが集団で生活をしている広大なルッカリーは壮観です。 基本的に好奇心旺盛なペンギンたちは、天敵の少ない環境ゆえの警戒心の薄さから、時に動物ウォッチングをしている私たち人間のすぐそばまで近付いてくることがある。運が良ければ、ペンギンと一緒に遊んだり、写真に収まったりすることもできるかもしれない。
アザラシもまた南極に暮らす生き物ではメジャーな存在であろう。南極大陸および南極海域に生息するアザラシは、ヒョウアザラシ、ウェデルアザラシ、カニクイアザラシ、ロスアザラシなど世界中の約60%を占めている。美しい氷上に優雅に、ゆったりと寝そべるアザラシたちとの出会いは感動そのもの。
その他にも、大空を飛び交うズグロムナジロヒメウやミナミオオセグロカモメ、マダラフルマカモメ、ユキドリなどのさまざまな鳥たちや、南極海を華麗に泳ぎ、時には私たちの目の前で壮大なジャンプを見せてくれるシャチやザトウクジラ、ミンククジラなどの姿を観ることができます。

動物ウォッチングの注意点

アザラシ南極で動物ウォッチングをしていただくために、必ず守ってもらわなければならないこと、忘れてはならないことがあります。
それはまず、「動物や野鳥には決して触れない」ということ。これは南極地域の平和的利用を定めた“南極条約”でさらに細かく決められており、一例で言えば、ペンギンからは5m、オットセイからは15m以上離れて観察しなければなりません。また、「餌なども与えることもしない」でください。これらの細かいルールは、動物たちを含めた南極の自然環境を徹底して守るための取り決めですが、観光客の皆様には「南極には何も持ちこまない、南極からは何も持ち去らない」という基本方針をしっかり守ってもらえれば間違いないと思います。触れることも、餌を与えることも、それは人間の影響を持ち込むことになるので禁止されているのだと理解してください。
すでにお分かりでしょうが、もちろん南極の動物たちを持ち帰ることなど出来ません。生きている動物どころか、クジラやアザラシの骨などもいけません。
南極来訪の思い出に記念品を持ち帰りたいと思う気持ちもわかりますが、そこは心配いりません。南極での経験は、南極での動物との思い出は、一生色褪せることなく、みなさんの心に焼き付くからです。
氷河に囲まれた厳しくも美しい楽園という表現にぴったりの風景、そしてそこに活き活きと暮らす動物たちとの出会いは、一生涯忘れることのない光景となるでしょう。

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