エネルギーの自給自足をはかり、使う量を抑え、調節するくらし
太陽光発電システムなどの「創エネ」、自然の快適さを上手に利用し、高い断熱・気密性の確保、高効率な機器・家電の導入や設計の工夫による「省エネ」、電気を蓄える「蓄エネ」、そしてそれらをHEMSにより最適に管理・制御する「調エネ」が、スマートハウスに求められる主な役割です。
熱さ寒さから住まいを守る、省エネ効果38%アップの高断熱設計
日本人は快適に暮らすために、風や太陽という自然エネルギーを住まいに採り入れていました。
こうした伝統の知恵と先進技術を融合した「微気候設計」の家。エネルギーをあまり使わず、一年中快適に暮らせます。
太陽を2倍に利用する、画期的な「カスケードソーラーシステム」
太陽電池モデュールは日射エネルギーの一部を電気に変換し、残りは使用されずに熱となって外気を暖めています。「カスケードソーラーシステム」は、太陽光発電だけでなく、太陽熱まで住まいの暖房として利用できる、先進のエネルギーシステムです。 太陽電池モデュール最上段から熱を取り込んで、1階床下と居室の吹出口に送り、天然の床暖房や温風の熱源として利用します。エアコン使用を抑えられ、省エネルギーにも大きく貢献。検証では、運転停止後の夜間でも暖房効果を確認しています。
創った電気を効率的に利用できる、信頼性の高い「蓄電池」
東日本大震災以降、家庭用蓄電池の需要に注目が集まっています。深夜蓄電・日中放電による電力の「ピークシフト」対応や、災害発生時の補助電源としての対応に有効であり、創エネ機器とあわせて設置するご家庭が増加。性能も大きく向上してきています。
エネルギーの見える化「enecoco」
生活エネルギーの“ 見える化” だけでなく、エネルギーを身近に感じてコミュニケーションできれば、ECO ライフをより満喫できます。 SNS を搭載した独自のHEMS サービス「enecoco(エネココ)」なら、ご家族で生活エネルギーのコントロールを楽しめます。