Frontier Story

付加価値のある提案で
信頼を獲得

資産活用事業
2011年入社/中央大学卒

三重野 誉Mieno Homare

首都圏営業本部 神奈川支社 町田支店
町田営業二部 市場開発課
プレハブ住宅コーディネーター

Frontier Storyフロンティアストーリー

オーナーさまの期待を越えるご提案

30年前にミサワホームでアパートをご建築いただいたオーナーさまを担当させていただいています。これまでに1000㎡の土地に貸家戸建て2棟、テラスハウスの3世帯の賃貸、ガレージハウス賃貸をご建築いただきました。

新たに資産活用の提案をするにあたり、正直悩みました。というのも30年前に建築したアパートが老朽化しており、収益性があまりよくありませんでした。つまり、同じようにアパートを建てても30年後、相続する次の代の息子さまたちに同じ思いをさせてしまうことになります。30年後、その時に困ることはご提案しないほうがいいですよね。

将来的にも入居者を確保し、安定した賃貸経営を継続するにはどうしたらよいか。いろいろと検討した結果、一つのまちをつくろう、コミュニティをつくろう、というコンセプトであれば30年後も続くのではないか、と考えました。提案の内容は、地域の方々が集えるスペースと、入居者専用のスペースの2つのコミュニティスペースを計画しました。

地域のコミュニティスペースでは、イベントスペースの役割をもたせ、ファミリー世帯向けに子育てのイベントや地域の方々が集えるイベント、例えばAEDの講習や、春には、花見を企画したり。

屋内のコミュニティスペースでは、入居者専用の空間で子どもたちだけでも安心して遊べるようにしました。中央に噴水を設けてその周りをベンチにして、自然と入居者が集えるような工夫など。

また、昨今の自然災害への対策として、屋内のコミュニティスペースには停電に備えて、太陽光発電や蓄電池もご提案させていただきました。備蓄庫も用意し、簡易キッチンも設置しています。また、断水に備えてシャワーブースも用意しました。決して駅から近い場所ではないので、ライフラインが断たれても最低限の生活ができる防災スペースはご入居者への付加価値となります。古くからの賃貸住宅の入居者も利用できますので、所有している資産全体の価値を上げていく提案でもあります。

これまでも何棟もご契約いただいているオーナーさまでしたが、「これすごいね」「ここまで考えていなかった」「ここまで予想していなかったよ」と言っていただき、大変満足いただいています。オーナーさまへの新しい提案は法人をつくること。今まさに税理士と連携し、スキームづくりを行なっています。

オーナーさまと二人三脚、家族に入って進める仕事

資産活用は、オーナーさまの資産やお金の運用を任される仕事です。オーナーさま一族の資産について真剣に向き合って、信頼いただきお任せいただく。オーナーさまの家族にどっぷりと入り二人三脚で、プロジェクトを進めていきます。

あるとき建築中に相続が発生し、日曜日でしたが緊急の電話がかかってきました。

すぐにご家族の元へ訪問し「まだ不動産屋や銀行には伝えていない。まず、三重野さんに連絡をしました」と言っていただきました。自分としても初めてのケースだったので、専門家と連絡を取りながらアドバイスをし対処しました。

何か問題が発生したときは家族のフロントマンとなって、弁護士、税理士、銀行などの各専門家と協力しながら問題を解決してゆく。

オーナーさまの資産を任されるということは大変責任があることですが、オーナーさまとの信頼関係を築き、ご家族皆さまから「ありがとう」と感謝される仕事はとてもやりがいのある仕事です。

オーナーさまの血縁の方に娘が生まれた際に私が抱っこをさせていただいたり、この仕事をしていないと親戚でもない人間がそこまで家族に入ることはないと思います。

また、お手伝いをさせていただいた建物が形として地図に残っていく、自分の仕事が見える形で残ることはやりがいを感じます。

お客さまのご希望のものをそのまま作るのではなく、私だけではなくミサワホームの社員がプラスアルファの提案をしよう、というのはミサワホームの共通認識です。現状に満足せず、つねに付加価値をつけて提案をしていきたいですね。

※所属部署は取材当時の部署を記載 

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