戸建住宅事業
2007年入社/芝浦工業大学卒

中村 諒太Nakamura Ryota

商品開発部 商品開発二課
シニアデザイナー
一級建築士
インテリアコーディネーター

Career pathキャリアパス

START
商品開発部 デザイン課へ配属。新商品のコンセプト考案やプレゼン資料の作成を担当。
STAGE 12008/04~2012/03 
商品開発部 設計課 所属
戸建住宅・賃貸住宅の新商品の量産設計(構造や施工図、運用資料の作成)を担当。既存商品の運用改定業務も行う。
STAGE 22012/04~2018/03 
東北ミサワホーム 宮城支店 設計課 出向
実物件の図面作成、部材発注を担当。デザイン課へ所属後は営業設計として活躍。
2015年 デザイナー認定取得
2017年 シニアデザイナー認定取得
2017年 MGコンペ新人賞受賞
STAGE 32018/04~ 
商品開発部 デザイン課 所属
新商品のコンセプト、プラン作成、プロモーション考案。
2018年 MGコンペ優秀賞受賞

Interviewインタビュー

商品開発の仕事

商品開発部の中でも私は商品開発二課という、住宅のデザインを通して、新しい生活提案をしていく部署に所属しています。カタログで紹介するコンセプトモデルを設計、建築することがメインの仕事です。

また、全国のミサワホームのデザイナーへの研修を行い、これからデザイナーを目指す社員の育成をしています。ミサワホームのデザインとは何か、ミサワホームのデザイナーとはどういうものなのをレクチャーしたり、講師を招いた講義の手配などの事務局も行っています。

入社の動機

まずは住宅に携わりたいと思った理由としては、小さい頃に友達の家に遊びに行くことが好きだったんです。公営団地の中には友達が沢山いたのですが、基本的に団地って同じような間取りですよね。でも自宅によって印象が違い、匂いもそれぞれで、それが好きでした。その時はもちろん意識していなかったのですが、根源はそこにあり、潜在的に興味を感じていたと思います。

ミサワホームを選んだのは、既成概念にとらわれない新しいものを作ることに誇りをもっている、常に新しい事にチャレンジをしている会社という印象が強かったからです。

ミサワホームの印象

ミサワホームの発想力は群を抜いて素晴らしいと思っています。グッドデザイン賞の受賞歴からもそれが分かるように、先進的な発想やデザインを大事にしている印象があります。もちろんデザインの発想だけでなく、多くの特許を取得しています。特許は新しいものを作り続けているからこそ取得出来るのです。つまり、新しい発想や提案を続けることがミサワホームでは当たり前であり、それがミサワホームのDNAだと思っています。

これからもこんな会社であり続けて欲しいと思っていますし、そのためには私たちの代も新しいことをし続けなくてはなりません。それは私たちの責任でもあり今後の基盤となっていく必要があると感じています。入社して12年経ち中堅の立場になりました。一役担う年代になってきましたので、そこは大事にしていきたいですね。

自身の強み

デザイナーであれば誰しも、設計に対するこだわりと意思の強さを持っていると思いますが、新商品の開発を任されたときに、それがより一層出ましたね。LDKという概念を取り払い、企画住宅でありながらも新しい空間を提案した商品ですが、ネガティブな意見もあるなか他と違うことを恐れない、それは強みですね。

仕事以外にも、見た目なども個性だと考えます。個性を活かそう、個性を殺さないようにしようと思っています。この仕事をする上では、自分の個性は大事にしていきたいですね。ものづくりの姿勢もそうですし、何をするにも個性がないと印象に残りづらいと思います。

今後挑戦したいこと

最近は住宅だけではなく、介護施設や保育園など様々な建築の設計をできることがミサワホームの強みでもあるので、新しい分野に挑戦してみたいと思っています。

特に考えていることは団地の再生です。自分が過ごしてきた実家は団地なのですが、今はそういった住宅は空き家が多く、老朽化が進み問題視されています。その問題に対して一つのプロジェクトができると思っています。老朽化してきた空き家に活気が戻るような、再生の方法を考えたいですね。

私が住んでいた町の小学校は、入学当初の4クラスから卒業する時には2クラスになっていました。もちろん子どもの数が少なくなっている現状もありますが、建物の老朽化も原因の一つだと思っています。やはり自分が育った町なので、そのままなくなってしまうのは防ぎたいですね。老朽化した団地の再生、そんなプロジェクトに携わってみたいです。

ミサワホームにはチャンスがあります。戸建住宅設計の知識を団地にも活かし、集合住宅に戸建住宅設計の知識を入れることにより、新しい暮らしを実現できる「まち」ができると思っています。そしてそこに人が集まり活気が生まれてほしいですね。

学生のみなさんへ

今やっていることや、夢中になっていること、趣味をとことんやり尽くしてほしいと思っています。それは社会に出たときに、その人の個性になると思うからです。会社に入ってから学ぶことは、みんな同じようなことを「仕事に必要だから」と勉強しているので、そこに個性はできにくいと思っています。

会社に入る前に好きでやっていることは「個性」になります。そこで差がついていくと思いますので、今を十分に楽しんでもらいたいと思います。

今を楽しめる人は社会人になってもまた好きなものを見つけて楽しめると思いますし、今が絶対未来に繋がっていく思うので。今が楽しいことは、3年後も楽しめて10年後も楽しみたいという連続だと思います。「今やっていることを楽しむ!」この気持ちを忘れないでほしいですね。

Nakamura Ryota中村 諒太

商品開発部 商品開発二課
シニアデザイナー
一級建築士
インテリアコーディネーター

中村 諒太

Daily schedule1日のスケジュール

AM

09:00
出社
スケジュール確認と今日の業務整理。
10:00
新商品のプロジェクト会議の資料を作成。
プランやコンセプトシート、必要であればCGの作成を行います。
11:00
プロジェクトメンバーで作ったものをブラッシュアップしながらより良いものを設計出来る様
意見を交換しています。

PM

12:00
昼食
同期と外に食べに行きます。
休日の予定など仕事以外の話題でリフレッシュしています。
13:00
外出
資材メーカーの新商品の視察。
外装材の検討やキッチンなど新商品に使用する新規素材の確認を行います。
14:00
移動
メールの確認。基本的にすぐに返信できるメールはこの間に処理しています。
15:00
帰社
モーターショーやCEATECなど、建築だけではなく他分野の技術開発展も見学し、知見を
広げたり開発のヒントを得たりします。
全国の営業設計研修の資料作成。
全国のデザイナー育成のための研修カリキュラムや講義資料の作成。
Webサイト(デザイナーページ)の管理。
18:00
退社
全国のデザイナーの実物件サイトの実例の登録やサイトの改善。
同僚と飲みにビアカフェに行きます。
建築の話から他愛のないことなど、フランクに話せるいい仲間がいます。

休日の過ごし方

会社のサークルに参加したり、たまに山登りをして汗を流したりするのは好きですね。
奥さんと買い物に出かけたり。
掃除、洗濯などの家事もやります。意外に家事から学ぶ事もあったり、他所はどうやってるんだろうと、生活の疑問が湧いたりする瞬間だったりします。プランで何とかなるのかなとか。
旅行に行って温泉に入ったり建築を見たりする事も多いです。泊まる所でインテリアにこだわってたり、有名な建築家が設計をしてる所に泊まってみたり。
振り返ってみると、やっぱり設計する事が好きなんですね。好きな事が仕事になってるのは幸せですね(笑)。

※所属部署は取材当時の部署を記載 

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