SAFETY施工品質

基礎から完成まで、現場管理&検査の二重チェック。
ミサワホームがこれまで培った実績がいかされています。

基礎づくりのために、入念な地盤調査と情報入手。

基礎を設計する前に、地盤の性質・耐力をしっかり把握しておく必要があります。地盤面が1㎡当たり何kNの荷重に耐えられるかによって基礎を設計しなければ、構造体が本来の耐力を発揮できないからです。「MJ Wood」では、「スウェーデン式サウンディング試験」で地盤を入念に調査。ミサワホームが独自に開発し、長年蓄積してきた全国の地盤調査データを活用して、敷地の地盤を多角的に分析。基礎設計のための正確な情報を入手し、判断します。

スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査

周辺の地層条件・許容応用度が分かる地盤情報データベース・地図表示画面例

すべての条件に合わせて、
最適な基礎を設計。

地耐力を把握するだけでは、最適な基礎形状を設計することはできません。
2階建と3階建でも基礎設計は異なり、狭小敷地や変形地、傾斜地などの場合は、条件にあわせて特殊な設計が必要です。
「MJ Wood」では、地盤特性や建物形状、敷地条件などすべてについて総合的に判断。
これまでに蓄積してきた独自のデータや豊富なノウハウをいかし、最適な基礎を設計します。

布基礎の例

Column

軟弱地盤などに用いる地盤補強には、さまざまな方法があります。

ミサワホームでは、地盤調査により補強が必要と判断された場合、地盤改良工事など地盤に合わせた最適な基礎構造で安全性を確保します。

地盤の補強方法(例)
鋼管による補強
鋼管による補強
支持層と認められる固い地層に届くよう鋼管を打ち込み、構造体を支持する方法。
深層地盤改良
深層地盤改良
特殊セメントを地盤に注入し、土壌とのかく拌混合でコラムを造成する補強方法。
表層地盤改良
表層地盤改良
固化材を混合かく拌し、表層地盤を改良。建物を安定して支持する層をつくる方法。

※基礎スラブ下の砕石は敷設しない場合があります。

プレカット方式を採用し、高品質・高精度に施工。

「MJ Wood」は、施工現場でそのまま使用可能な寸法精度の高いプレカット材を採用。接合金物も工場で装着しています。
施工品質を高めると同時に、現場作業を大幅に軽減し、工期短縮も実現しました。

Column

中国でも日本と同様の高精度施工を実現。

2012年、中国雲南省に金物工法の住宅が建てられました。「MJ Wood」の住まいです。日本とほぼ同じ条件で建てられることを目指し、日本で使用している部材や工具を用いて、中国の職人が施工しました。「木材一つひとつが確実に接合されるように加工されており、慣れていない中国の職人でも精度の高い施工ができる」と、現地でも好評。日本とほぼ同じ精度の建築が可能となりました。

耐震

外壁工事

耐震

完成

現場管理&検査体制で、
すぐれた施工品質を確保。

ミサワホームでは、施工段階の品質管理を重視し、「6回管理・6回検査体制」を導入。現場管理者による「地盤補強」「着工」「基礎」「建方」「防水」「竣工」の6回の工程管理、ならびに、専門の検査員による「地盤補強」「基 礎配筋・型枠」「基礎完成」「構造体」「防水」「竣工」の6回検査を実施しています。

MJ Woodの建て方を動画で見る