SAFETYMJメタルジョイント
骨組みとなる柱や梁の接合部は、約1.7倍の強度。
「MJメタルジョイント」が可能にしました。
従来の木造軸組工法に比べて
約1.7倍の接合部強度。
従来の木造軸組工法は、柱や梁などの接合部分に大きな断面欠損が発生し、強度が弱くなる懸念がありました。
「MJ Wood」では、主要構造部に接合金物とドリフトピンで高精度に緊結する「MJメタルジョイント」を採用。
わずかな断面欠損で接合できるため、従来工法の弱点を克服できます。
接合部の強度比較では、一般の木造軸組工法に対して平均約1.7倍という高い強度を計測しました。
金物接合と在来仕口の引張とせん断実験による強度比較
一般の木造軸組工法の断面欠損イメージ
「MJメタルジョイント」の断面欠損イメージ
工場でプレセットしているため、現場作業も高精度。
柱と梁の接合では、部材の加工から金物の取り付けまで工場で実施。
現場では、柱の金物に合わせてスリットを入れた梁を落とし込み、ピンを打ち込めば完了です。
現場での作業を極力少なくすることで、くるいの少ない建物を短工期で建設できます。
また、建物のコーナーなどに使用する金物は、基礎、土台、柱をダイレクトに結合。
大地震や台風にも安心の強さです。
公的機関の認定を取得した、高強度の接合金物を採用。
「MJメタルジョイント」では、より高い強度を目指して開発された接合金物※1を採用。
阪神・淡路大震災を契機にその高い性能が認められ、急速に普及しているものです。
また、性能評価機関が定めた試験方法による「柱仕口引張試験」や「梁仕口せん断試験」などで各接合部の耐力を検証※1。
公的機関である(財)日本住宅・木材技術センターの性能認定(Sマーク)を取得しています。
※1 建築金物専門メーカー(株)タツミが製造。各種検証を実施。
接合金物は防錆処理で、すぐれた耐久性を発揮。
たとえどんなに強い接合金物を使用していても、金属が腐食してしまえば効果がありません。
「MJ Wood」では、金属にとって大敵である錆を防ぐため、接合金物の表面にメッキ防錆処理を施した「高耐食溶融メッキ鋼板」を採用しました。
メッキ層の腐食を抑制し、厳しい腐食環境下でもすぐれた耐食性を発揮。
塩水噴霧による耐久試験では、2,000時間にわたる塩水噴霧にも赤錆が発生しなかったほどの防錆力を確認しています。