
どうなるかは断言できませんが金利の仕組みを知れば、予想できます。
金利に影響を与える「政策金利」と「国債」を説明しましょう!

日本の政策金利はかつて「公定歩合」でしたが、現在は無担保コールレート(オーバーナイト物)になり、現在金利は0.1%前後で推移しています。
ちなみに公定歩合は現在0.3%。公定歩合の過去の金利の推移表を見ても、日本の政策金利が今いかに低い水準であるかがわかります。
下表の「世界の政策金利」と比較してみても、よくわかります。

国の借金にあたる「国債」の大量発行と「国債格付け」の「格下げ」による、国債価格の下落も、金利上昇に大きく影響します。
国債の価格が下がるということは、国債の利回りが上がることになりますので、国債と連動する長期金利は上昇することになります。
日本は、今や借金大国。家計でいえば毎年赤字ですから、長期的にみれば金利は上がらざるを得ないと言えます。
