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内科

防犯と採光を両立させた柔らかい光あふれるデザイナーズクリニック。

高橋内科クリニック

都心まで小1時間の住宅地に建つ高橋内科クリニック。
計画当時、この地域では診療所を狙った空き巣が多発しており、院長様ご自身も2度の被害に遭われたご経験から、「防犯に重点を置いた設計」を強くご要望いただきました。ミサワホームでは、防犯の問題をクリアするため1階に窓をなくしたプランをご提案。しかし、建物の内部は明るい光に満ちています。
採光に貢献しているのは、吹き抜けの2階部分設けた窓。外周は2階までの吹き抜けになっており、その2階部分4面すべてにに大きな窓を設けることで、セキュリティとプライバシーを確保しながら十分な光を取り込むことに成功しました。
美しい色彩をふんだんに取り入れたのも、院長様のご希望によるものです。窓を設けた外周の各壁面を個別の色でペイント。待合室はレモンイエロー、処置室はパステルピンク、通路は地中海ブルーと、スペースごとにまったく違う表情が生まれました。

写真: 外観

北側正面。防犯重視で1階の窓をなくしたことがシンプルな美しさにつながった。右手のドアは隔離室専用の入り口。東側の院長室が操舵室さながらに眺めがいいので、外観は船のイメージでデザイン。

写真: 高窓

診察室から待合へのドアを開くと高窓に雲が覗く。

図:採光の構造

センターコアを外殻が囲む大胆な構造。
窓からの光はセンターコアの白壁と外周の色壁で反射してやわらく広がり、白壁に色が映り込むなど、空間の色は様々に変化。

居心地のよい空間と、動線の確保も実現しました。

この建築はミサワホームの「Aプロジェクト」が担当。オーナーの要望にあった設計、施工などのスタッフを選抜し、付加価値の高い建築を行うプロジェクトで、今回は照明やロゴの一流デザイナーも参加しました。
ミサワホームの提案は、クリニック全体が”回”の字の形をした設計プラン。待合室と処置室を外周部分に配し、その内側にセンターコアを設ける構造です。
コアの1階には診察室や受付を、2階には院長室やスタッフルームなどの小さな部屋をまとめることにより、「デザイン性の高い居心地のいい空間」へのご要望を具現化しました。さらに、コアの周りの待合室と処置室を含む外周を回遊できる設計により、「患者さんとスタッフのスムーズな動線の確保」も実現しました。

建築DATA

敷地面積 265m²
延床面積 226m²
設計 アトリエワン+長岡 勉
施工 ミサワホームイング東京
図: 間取り図

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