なぜツカの中に枯れ葉を混ぜるのか。実は、微生物が枯れ葉を分解する際に生じる発酵熱を利用しているのです。この発酵熱によって、ツカの中はいつも30度以上になり抱卵せずに卵を温めることができます。自然のチカラを利用した、エネルギーの節約上手な造りですね。
晴れた朝、太陽の熱で発酵が進み温度が上がりすぎないように、土を取りのぞきます。
日中、日射しが強くなりすぎると今度は土をかけて日ざしを防ぎ、温度が上がりすぎないようにします。
日ざしが強くなければ、土を取りのぞき、温めます。
夜は気温が下がるので、土をかけ、温めます。
ミサワホームも、住まいづくりに自然のチカラを取り入れた
「エネルギーの地産地消」を進めています。
ミサワホームは、世界で初めてゼロ・エネルギー住宅の商品化に成功した住宅メーカーです。そして、その先へとミサワホームは進み始めています。建設から居住、解体まで、住まいの生涯を通してCO2排出量収支をマイナスにする「LCCM(ライフサイクル・カーボン・マイナス)」を普及。環境に配慮した素材や技術を実用化するなど、業界に先駆けて地球温暖化防止のためにCO2排出量削減に取り組んでいます。「木を植えるように、家を建てる」、それこそミサワホームが目指す住まいづくりです。