「自然との共生」「おもてなし」「和の美意識」など、日本の心を大切にした新しい住まいを研究、開発しています。
湿度が高い夏を旨とした設計、周囲の自然をいかしたデザイン、南北通風を考えた開口など、全国的に共有する点が多い日本の住まいづくり。
一方、日本列島は南北に長く、さらに同じ県でも海沿いや平野部、山間部などでは全く気候が違うことがあり、住まいの設計や意匠も異なります。
ミサワホームでは、全国的にみられる日本の住まいづくりの伝統をいかすとともに、地域特有の文化を再定義、それぞれの気候・風土・文化などに対応した住宅や暮らしを研究。日本を14のエリアに分けて、各地域に暮らすご家族にいちばんふさわしい住まいづくりの開発に取り組んでいます。
また、地域の活性化や文化継承のため、地域材の活用も研究しています。
日本人は、独自の文化を生みだし、継承してきました。「堅」「楚」「懐」「清」といった特有の美意識、ひとつの“間”を何通りにも使う融通無碍の暮らし方、外と内のつながりを確保しながら分けてしまう障子のような建具…。
ミサワホームは、こうした日本人のアイデンティティともいうべき文化を受け継ぎながら、現代に合った“シンプル・イズ・ベスト”の住まいづくりを推進しています。たとえば、モノを大切にする心を育て、ご家族の大切な品を継承する大収納空間「蔵」もそのひとつ。「ECO・微気候デザイン」は、四季の移ろいを実感できる、先人の智恵です。さらにソフト面においても、日本の作法が身につきやすい「住育プログラム」などを新たに開発中です。
1970 | 業界に先駆けて「寒冷地住宅」発表 住宅金融公庫の承認を得て発売開始 | |
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1975 | 量から質の時代を見越し「QUALITY21 計画」を発表「伝統の智恵と先進の技術の融合」を開発目標のひとつに提唱 | |
1976 | 日本伝統の「大黒柱のある家」ミサワホームO型」発売。5年間で販売実績50,000棟の大ヒット商品に | |
1992 | 「住まいの文化誌」が建設大臣表彰受賞 | |
1993 | ひとつの“間”を何通りにも使う融通無碍の暮らし方を発展させた住まいDEBUT「自由空間②」を発売 | |
伝統的倉庫「蔵」を家の中に取り込んだ「蔵のある家」を開発 | ||
1995 | 現代の日本人の暮らしに合う普遍的なインテリア「G造作」を開発 | |
日本伝統の意匠“几帳面”を「M-Wood」で再現 | ||
1996 | 温故知新の住まいGENIUS「蔵のある家」が住宅業界初のグッドデザイン・グランプリを受賞 | |
1997 | 生掛けなど日本伝統の意匠を採用した「THE CENTURY-T」を発売 | |
日本人が愛した“ひのき造り”を新しい技術でデザインしたGENIUS「ひのき舞台」を発売 | ||
1998 | 住まいづくりの原点・平屋住宅の良さを実感できるDEBUT「ふたりの家」を発売 | |
1999 | 日本の気候・風土を14に分け、それぞれの地域に最適な住まいづくりを提案する「家族広場」を発売 | |
2001 | 日本伝統の家屋“離れ”を現代的にアレンジしたリフォーム商品「はなれ」を発売 | |
伝統的な平屋住宅に小屋裏をプラスし、収納力を高めた住まい「LIMITED25」を発売 | ||
伝統的な間取りである“4つの8畳間”の連続空間を現代の暮らしに合わせてアレンジしたDEBUT「家族新話」を発売 | ||
2002 | 先人の知恵をいかして自然の快適さをいかす「ECO・微気候デザイン」を開発 | |
2003 | 古くからある正しいことを新しい方法で建てるCENTURY「SUKIYA」を発売 | |
“町家”のエッセンスをいかした都市型住宅GENIUS「MACHIYA」を発売 | ||
大収納空間「蔵」をはじめ、伝統的な智恵をプラスした「O-type-KURA」を発売 | ||
2005 | 日本の四季を気持ちよく楽しむ「ECO・微気候デザイン」の住まいCENTURY「Viki Court」を発売 | |
2006 | 先人の智恵をいかし、都市の限られた敷地でも自然の豊かさを感じられる住まいGENIUS「VikiFEMY」を発売 | |
2008 | 広間のようなパブリックフロア、広緑空間など伝統の智恵をいかした住まいSMART STYLE「G」を発売 |