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コウテイペンギンの極寒を乗り越える親子愛が生んだ巣まい

コウテイペンギンは、-60度の寒さになる初冬に卵を産みます。
極寒の南極では、卵を寒さから守らなければ
ヒナは死んでしまいますが、
南極には巣をつくるための材料がありません。
では、どうように卵を孵化させるのでしょうか。

南極の巣まい
この巣まいの住人
コウテイペンギン ペンギン科オウサマペンギン属

現存するペンギンのなかで最も大きな種。
最深で水深564メートルまで潜水した記録がある。
水深の浅い所を好むため、水深185メートル以上潜るのは全体の約5%となっている。

全長:約115cm 生息地:南極に分布

巣まいの中は?

実は、コウテイペンギンは巣をつくらずオスが卵を自分の足の甲の上にのせ、おなかの皮をかぶせることでヒナを寒さから守っているのです。60日間、オスは自らが巣となって大切な子供を守り続け、寒さがより厳しくなると、みんなでくっつき温め合います。みんなで集まる姿はとても愛くるしいですね。

生きものたちの知恵

コウテイペンギンの子育ては超過酷!?

夏は海で生活し、秋になると産卵のため海辺の天敵を避け内陸に向けて50km以上歩きます、その期間約1ヶ月!メスは卵を産むとヒナの餌をとりに、また1ヶ月近くかけて海にもどります。その期間オスは卵を温めます。繁殖地に着くまで1ヶ月、卵を温めるのに2ヶ月、メスにヒナの世話を引き継ぎ海に辿りつくまでに1ヶ月、合計4ヶ月間何も食べずに子育てを行います。まさに、イクメンの鏡ですね。

コウテイペンギンもびっくり!「南極xミサワホーム」

環境を育む

ミサワホームは約半世紀にわたり、
南極昭和基地の建物建設をお手伝いしています。

南極観測活動の揺籃期から、建物建設をサポートしてきたミサワホーム。約半世紀もの間、断熱技術や耐風技術など、さまざまなテクノロジーの向上を図り続けてきました。南極昭和基地の歴史は、ミサワホームの技術の歴史でもあるといっても過言ではありません。これからも、極地で培った先端技術や豊富なノウハウでさらなる挑戦と創造を続け、日本の住まいづくりの新しい未来を拓いていきます。

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