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高断熱な理由

快適な室内空間をつくる適材適所の断熱工法

夏涼しく、冬暖かくするためには、あらゆる部位の断熱性能を確保する必要があります。

独自の9層構造が熱を遮る壁の断熱。

品質管理の行き届いた工場で高精度に生産される木質パネルの断熱材には、軽量で、裁断しても崩れない不燃のグラスウールを使用し、工場生産の段階でパネル内部にムラなく充填されます。木質パネル外側に外気と通気のある通気層を設けているため、外壁材裏面の輻射熱はパネルに直接伝わらず、室内への熱の影響を最小限に抑えます。

壁の断熱

足元からの冷えを防ぐ1階床の断熱。

1階床の裏面は現場施工での高断熱・高気密化が難しい部位であり、断熱欠損(断熱材の設置ムラ・熱橋など)や気密欠損(すき間)に対する対策が重要です。ミサワホームでは工場生産時に断熱材をムラなく充填することはもちろん、断熱・気密欠損対策も入念に実施しています。

床の断熱

夏の輻射熱を抑える天井・屋根の断熱・遮熱。※1

天井断熱にはグラスウールに比べ重量があるロックウールを使用。ロックウールは酸化ケイ素と炭酸カルシウムが主成分で、アスベストとは異なり「発がん性がない(IARC)」安全性の高い不燃の断熱材です。また、屋根パネル自体に遮熱層を設ける「遮熱屋根パネル」もご用意。断熱・遮熱の二重構造で、日射熱や冷気の影響を抑えます。

※1 一部仕様の異なる商品・地域があります。

天井・屋根の断熱・遮熱

開口部を高断熱化し、冷暖房効率を高めます。

もっとも熱が逃げやすい開口部の断熱対策として、屋外側にアルミを、屋内側に高断熱のリサイクル木素材「M-Wood」を採用した「アルウッドサッシ」をご用意しています。寒さが厳しい地域には「樹脂ウッドサッシ」もご用意、ともに屋内側の「M-Wood」はインテリアに合わせてカラーが選べます。ガラスは12ミリの空気層を設けた複層(ペア)ガラスを採用。また、ガラスに特殊金属膜をコーティングした2種類の高性能複層ガラス※2もご用意しました。

樹脂サッシ(Low-E複層ガラス)

熱伝導率がアルミの約1/1000しかない樹脂製の高断熱樹脂サッシ・樹脂ウッドサッシ(Low-E複層ガラス)もご用意。U地域・120mmパネル仕様ではQ値=1.37W/m²Kを実現します。

高性能複層(ペア)ガラス

高遮熱タイプ:屋外側ガラスの空気層側に特殊金属膜をコーティング。太陽熱だけでなく、80〜90%程度の紫外線をカットします。

高性能複層(ペア)ガラス

高断熱タイプ:屋内側ガラスの空気層側に特殊金属膜をコーティング。冬の暖房熱のロスを抑え、夏の冷房時も外気温の影響を抑えます。

ミサワホームは木の高い断熱性とムラのない充填断熱工法。

外断熱とは、断熱層が柱・壁など構造材の外側に配置された断熱方法のことです。コンクリート造や鉄骨造など熱を伝えやすい構造の場合は、ヒートブリッジ(熱橋)現象や構造体の結露を抑えるなどのメリットがあります。ところが、木の構造はそれ自体の断熱性が高く熱を通しにくいうえ、ミサワホームは高精度の工業化住宅ですから、断熱欠損の心配がありません。外側を断熱層で覆う必要もなく、すべてのオーナーさまに均質な性能の住まいをお届けします。

ミサワホーム

木は熱を伝えにくく、素材自体にすぐれた断熱性があります。その性能をいかしたミサワホームの木質パネルは、工場生産による高品質の充填断熱。木質パネル内部の断熱材はムラなく充填されています。

外断熱工法

熱を通しやすい構造材を使う場合は、外断熱とすることでデメリットを抑えることも可能です。木質系の住宅で外断熱工法を採用する主な理由は、現場施工が容易なため断熱欠損を防ぎやすいところにあります。

鉄骨構造

鉄は熱を伝えやすく、熱の通り道になりやすい構造部材。充填断熱では結露が発生しやすく、省エネにもなりません。建物をすっぽり包み込む外断熱工法の採用などの対策が必要といえます。

快適な室内環境を実現するための高断熱・高気密アイテム。

ミサワホームでは、構造体や窓だけでなく、アイテムや施工の細部にも、高断熱・高気密を維持するための工夫をしています。たとえば、壁・天井の下地材として高気密仕様のバリア石膏ボードをご用意。床下収納庫には断熱中ブタ付きタイプもあります。コンセントやスイッチには室内の暖かい空気の侵入を防ぐ気密パッキンを装備。さらにフタ付きの気密分電盤もお選びいただけます。

気密分電盤

気密分電盤

床下収納庫断熱タイプ

床下収納庫断熱タイプ

インテリアに合わせて内側の色が選べる樹脂ウッドサッシ

インテリアに合わせて内側の色が選べる樹脂ウッドサッシ

コラム
素材により熱の伝わりやすさはさまざま。適切な断熱方法が大切です。
住宅の3大素材、木・鉄・コンクリートの熱伝導率の比較実験を行いました。下面を約7℃の冷水に浸し、上面の表面温度を測定した結果が右のグラフです。鉄の急速な温度低下が特に目立ち、逆に木は約10分後でも表面温度は5℃程度しか低下しませんでした。

木・鉄・コンクリートの熱伝導率の比較実験(試験体はすべて20mm厚)

木・鉄・コンクリートの熱伝導率の比較実験(試験体はすべて20mm厚)

ヒートブリッジ現象により、約10分後には鉄の表面に結露が発生しました。

ヒートブリッジ現象により、約10分後には鉄の表面に結露が発生しました。

用語解説
バリア石膏ボード
石膏ボードの3方向にバリアシート(防湿シート)をセットした、ミサワホーム独自の高気密タイプの石膏ボード。
ヒートブリッジ(熱橋)
構造体の一部に極端に熱伝導率の大きなものがある場合、その部分は他の部分より熱を伝えやすくなる熱的短絡部を構成する。この部分を熱橋という。

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