持続可能な開発目標(SDGs)とは、
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17の目標・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave
no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、
先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
私たちミサワホームグループは「住まいを通じて生涯のおつきあい」という精神のもと、
住まい・まちづくりはもとより、企業活動全般において持続可能な社会の構築を目指し、
7つのサステナブル活動を通して国連の推進するSDGsの達成に貢献できるよう努めてまいります。
カーボンニュートラルの実現に向けて、
ハウスメーカーの果たす役割は大きいという認識のもと、
再生可能エネルギーを活用した省エネ・創エネ技術を開発し、
「ゼロ・エネルギー住宅®」を販売するなど、脱炭素化を実現する循環型の
住まいづくり・まちづくりに取り組んでいます。
背景
ZEH・LCCM対応住宅および木質3階建の賃貸マンションを発売
ニュースリリースはこちらから
⇒暮らしと環境、それぞれの未来を育むZEH・LCCM住宅「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE」を新発売 ⇒脱炭素社会の実現に貢献する、サステナブルな木質3階建の共同住宅「Belle Lead MANSION」を発売世界で初めて「ゼロ・エネルギー住宅」を販売したミサワホームだからこそ先進のテクノロジーと最新のノウハウで実現できる「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」があります。
ミサワホームは、先進の住まいづくりを通じて、 これからのエネルギー利用を見すえた暮らしをご提案します。
大地に根を下ろし、太陽の光を浴びて成長し、葉を茂らせ、CO2を減らす。私たちの生活そのものが木のように生態系の一部となって、地球環境に優しい社会づくりを進めていきます。
1000年の昔から伝わる知恵を、現代の住まいに生かし、夏も冬も心地よい「微気候デザイン」を採用しています。
「M-Wood2」は廃木材と、廃プラスチックを再利用。「M-Wood2」そのものも再びリサイクル処理を繰り返すことができます。
既存躯体の大半を再利用するリファイニング工事は環境に配慮しながら、愛着のある部分や先代からの想いを残し資産価値を高めることができます。
自然災害に対して、
日常の「備え」、災害時の「守り」、復旧までの「支え」という
3つの「SAFETY SOLUTION」により平常時、災害時、災害後のいずれにおいても
安全・安心な住まいづくり・まちづくりを推進します。
背景
第8回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」最優秀賞
ミサワホームの建物は、すべての荷重を瞬時に建物全体に分散し受け止める「モノコック構造」の住まいです。
ミサワホームは、先進技術と豊富なノウハウに裏付けられた独自の「強さ」「デザイン」「安心」を木造軸組工法にプラス。耐震木造住宅「MJ Wood」を開発しました。
「倒壊ゼロ」の耐震構造に、制震装置「MGEO」を導入。ミサワホームは内装仕上げ材の「損傷ゼロ」までも目指します。
もし災害が発生しても、安心の自宅生活継続を目指す「MNISAWA-LCP」の住まいづくり
ミサワホームの「LinkGates」は、一歩先のIoTライフサービスを提供。ご家族の暮らしを近未来化します。
ミサワホームはトータルな空気環境ソリューションで、24時間365日、快適で健康的な暮らしをサポートします。
家事や子育て、介護負担を軽減する住宅・サービスの提供により、
子育て離職ゼロ・介護離職ゼロの社会を目指します。
神戸市長田区に、病院と分譲マンションの複合施設「ASMACI神戸新長田」を建設
ミサワホームは、介護保険制度施行前の平成5年からさまざまなタイプの介護・福祉施設をいち早く直営で手がけています。
ミサワホームは、自社開発で保有する複合商業施設や賃貸住宅などを対象に、「ASMACI」「ASMACI MAISON」「ASPRIME」の3ブランドを展開。各地域の課題解決をサポートする「未来志向のまちづくり」に取り組んでいます。
「住まい」という言葉は、もともと「巣まい」と書かれていたといいます。大事なヒナを育てるために巣をつくる鳥のように、住まいづくりは元来、 子どものために行うべきだとミサワホームは考えます。
住まいづくりは、未来づくり。それは、これからの未来を担う子どもたちのためにこそあるべき、とミサワホームは考えます。
ミサワホームでは25年以上に及ぶ介護施設の直営実績をいかして、事業のコンサルティングから最適な建築デザインの実現まで豊富なノウハウをいかし、トータルにサポートいたします。
森林認証を受けた木材の調達や外構・造園における植栽の提案、
ミサワホームの森における環境保全活動などを通じて
生物多様性の保全に取り組みます。
背景
・持続可能な未来につながるコンセプト住宅「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」第3回グリーンインフラ大賞 優秀賞を受賞
(・住まいづくりの体感施設ミサワパーク東京、東京都「江戸のみどり登録緑地」の優良緑地に登録)
ミサワホームは、森林資源の恩恵を受けている企業として、木材調達ガイドラインを定め、木材の責任ある調達を行っています。
「M-Wood2」は廃木材と、廃プラスチックを再利用。「M-Wood2」そのものも再びリサイクル処理を繰り返すことができます。
私たちの暮らしは、多様な生きものが関わり合う生態系から得られる恩恵によって支えられています。ミサワホームは植栽提案の取り組みを通して生物多様性の保全に取り組んでいます。
ミサワホームグループは、寄付金型自動販売機の売上げの一部を、生物多様性の宝庫であるボルネオの生態系保全活動に寄付しています。
ミサワホームグループは、2014年に「ミサワホームの森 松本」を開設し、環境保全活動に取組んでいます。
新築からアフターサービス・メンテナンス、リフォーム、売却・賃貸管理を含む不動産まで、
住まいのライフサイクルを通じて、お客さまの暮らしと人生を幅広くサポートしていきます。
背景
メガバンク初「残価設定型住宅ローン」の取扱いを開始
ミサワホームは、三菱UFJ銀行と一般社団法人移住・住みかえ支援機構の共同開発によるメガバンク初の残価設定型住宅ローンについて、2023年よりミサワホームの戸建住宅を検討されるお客さま向けに取扱いを開始しました。同ローンは、 2つのオプション「返済額軽減オプション」「JTI買取オプション」を付帯することにより、返済不安の解消や将来的な住み替えの需要に応える商品であり、固定金利だけでなく変動金利も選択できるため、多くのお客さまが利用可能です。ミサワホームは、住まいのライフサイクルを通じて、お客様の暮らしと人生を幅広くサポートします。
ミサワホームが提供する「住まいるりんぐシステム」は、リフォーム、住み替え、資産活用、不動産までトータルにサポートし、住まいの価値を永く保ちます。
ミサワホームは、業界No.1クラスの保証制度を「長期初期保証」、「保証延長」、「再保証」の3つで実現しています。
スムストック査定では、耐久性や耐震性にすぐれた建物本来の価値を適正に評価し、次の世代まで末永く住み継ぐことができます。
空き家の発生抑制・有効活用・適正管理の意識を高めるための普及啓発の取組と、空き家所有者等へのワンストップ相談業務を一体的に実施します。
さまざまな変化に対応しながら持続可能な成長を図るために、
働き方改革、健康経営を推進し、会社と従業員がともに成長できる環境整備を進め、
従業員満足度や生産性の向上を図ります。
背景
ミサワホームの雇用状況
(2023年3月31日現在)科学・文化・教育などの振興、環境保全、大規模災害被災地の復興など、
地域社会の皆さまとの密接なコミュニケーションをはかり、
貢献活動を継続していきます。
背景
ミサワホームは、1975年の第17次南極地域観測隊から延べ18名のミサワホームグループ社員を国立極地研究所に出向させ、設営系隊員として派遣しています。
ミサワホームグループは、2014年に「ミサワホームの森 松本」を開設し、森林保全活動に取組むと共に、2018年には「ミサワホームの森 勝浦」も開設し、海岸清掃活動にも取り組んでいます。
ミサワホームはグループ一丸となって災害被災地支援活動を行っています。また、グループ会社及び社員を対象にHERATH募金を実施し被災された方への義援金として寄付しています。
ミサワホームでは1989年からバウハウス関連の作品収集を始め、1996年に日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワバウハウスコレクション」を開設しました。
ステークホルダーとのエンゲージメントを通じて重要課題と指標を設定
ミサワホームでは、SDGsやカーボンニュートラル等社会状況の変化に対応するため、サステナビリティ課題を見直し、新しく24のサステナビリティ課題を選定。オーナーさま、取引先、従業員等2,306名のステークホルダーに期待度と評価を確認しました。
ミサワホームのサステナビリティ課題を抽出するため、SDGsや各種アンケートおよび同業他社動向から見出された課題などを参照し、サステナビリティの取り組みにおいて8つの区分と24のサステナビリティ課題を選定
ステークホルダー2,306人にアンケートを実施し、24のサステナビリティ課題に対する期待と評価を把握。期待もしくは評価が高いサステナビリティ課題についてサステナビリティ重要課題ついて設定
サステナビリティ重要課題を会社としての課題と位置づけるとともに、それぞれの重要課題にサステナビリティ重点指標を設定し、毎年実績を集計することで、経年の進捗状況を把握しサステナビリティ活動の「見える化」を実施
地球温暖化や台風や集中豪雨等の大規模災害の増加、廃プラスティック問題への関心の高まりを受け、ZEHや廃棄物削減さらに災害に強く長く住み続けられる住宅への期待が高いことがわかりました。
脱炭素で循環型の 住まいづくり・ まちづくり |
① | ZEH住宅などによるカーボンニュートラル実現への取り組み | |
---|---|---|---|
② | 環境負荷の少ない資材等の使用や廃棄物削減 | ||
③ | リフォームや既存住宅流通事業の強化による優良ストック社会の構築 | ||
安全・安心な 住まいづくり・ まちづくり |
④ | 災害に強い住まいづくり・まちづくり | |
⑤ | 室内空気質環境の改善や感染症対策のある住まいづくり | ||
⑥ | 長期優良住宅など耐久性・耐用性の高い住宅の開発 | ||
少子高齢化社会を支える 取り組み |
⑦ | 高齢者向け住宅の開発や介護福祉事業への取り組み | |
⑧ | 子育てしやすい住宅や施設の開発 | ||
⑨ | 医療・介護・保育一体のまちづくり | ||
生物多様性保全への 取り組み |
⑩ | 持続可能な森林資源の活用や環境保全活動 | |
⑪ | 環境と共生した住宅やまちづくりの普及推進 | ||
⑫ | 「ミサワホームの森 松本」などの環境保全活動の拡充 |
お客様満足度の向上への 取り組み |
⑬ | AIやIoTなどを活用した新しい住まい方の提案やサービスの提供 | |
---|---|---|---|
⑭ | 「Gマーク」や「キッズデザイン」など優れたデザイン提案や品質の確保 | ||
⑮ | 長期保証制度の充実と建替え・住み替え・資産活用等のトータルサポート | ||
働く環境の 整備と 働き方改革の推進 |
⑯ | 社員に向けた健康経営の推進 | |
⑰ | ダイバーシティ&インクルージョンの推進 | ||
⑱ | 現場労働環境の改善と労働災害事故の撲滅 | ||
地域社会等との コミュニケーション |
⑲ | 取引先や行政などと協働した社会課題の解決 | |
⑳ | 芸術・文化・教育・福祉などの社会貢献活動 | ||
㉑ | 大規模災害時の復旧・復興支援活動 | ||
その他 | ㉒ | 適切な情報開示やコンプライアンスの推進 | |
㉓ | SDGsにもとづく貧困や食糧問題解決など、グローバルな活動 | ||
㉔ | 日本で培った技術やノウハウを活用した海外住宅事業展開 |
SUSTAINABILITY REPORT 2021
サステナビリティ重要課題 | サステナビリティ重点指標 | 実績値 (2020年度) |
実績値 (2021年度) |
実績値 (2022年度) |
SDGsとの関連 | |
脱炭素で循環型の 住まいづくり |
① | ZEH供給率※1 | 42% | 61% | 77% | |
長期優良住宅認定取得率 | 54.5% | 58.6% | 57.4% | |||
② | 新築現場で発生する廃棄物量削減 | 23.5Kg/㎡ | 24.9Kg/㎡ | 20.5Kg/㎡ | ||
安全・安心な 住まいづくり |
③ | 室内空気環境におけるVOC放散量 | 95.0% | 95.0% | 95.0% | |
④ | MGEO採用率 | 61.7% | 56.4% | 48.8% | ||
お客さま満足度の 向上 |
⑬⑭⑮ | お客さま満足度(総合)※2 | 93.5% | 95.0% | 92.9% | |
お客さま満足度(建物)※2 | 95.3% | 92.5% | 95.4% | |||
働く環境の整備と 働き方改革 |
⑯⑰⑱ | 女性従業員比率※3 | 19.8% | 20.0% | 21.3% | |
一人当たり所定外労働時間数※3 | 16.2時間/月 | 25.6時間/月 | 21.2時間/月 | |||
育児休業取得者比率※3 | 80.2% | 75.2% | 82.0% |
※1 当社グループが新築する戸建住宅(北海道以外の注文住宅および建売住宅)におけるZEH(NearlyZEHを含む)の占める割合。
※2 お客さま満足度調査において5段階評価のうち、「満足」と「まあ満足」の全体に占める比率。
※3 ミサワホームの実績。
ISO26000中核主題 | サステナビリティ指標 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|---|
人権 | ヘルプライン通報件数(社員) | 33件※1 | 41件※1 | 18件※1 |
労働慣行 | 新卒採用者数 | 71名(185名※1) | 43名(94名※1) | 38名(122名※1) |
中途採用数(ミサワホームグループは直系ディーラー) | 1名(100名※1) | 5名(137名※1) | 7名(235名※1) | |
定年後再雇用者数 | 40名 | 42名 | 39名 | |
平均勤続年数 男性 | 19.9年 | 20.1年 | 20.7年 | |
平均勤続年数 女性 | 13.9年 | 14.6年 | 15.2年 | |
年間離職率 | 3.1% | 3.1% | 3.3% | |
有給休暇取得率 | 35.6% | 40.6% | 38.2% | |
★育児休業取得者比率(全体) | 80.2% | 75.2% | 82.0% | |
育児休業取得者比率(男性) | 64.4% | 66.6% | 71.4% | |
介護休業取得者数 | 1名 | 1名 | 0名 | |
時短措置取得者数 | 109名 | 121名 | 137名 | |
★従業員一人当たりの所定外労働時間数 | 16.2時間/ 月 | 25.6時間/ 月 | 21.2時間/ 月 | |
障害者雇用率 | 2.25% | 2.40% | 2.36% | |
外国籍従業員雇用者数 | 5名 | 3名 | 3名 | |
女性管理職比率 | 1.2%(4.1%※1) | 1.9%(4.5%※1) | 2.4%(4.6%※1) | |
★女性従業員比率 | 19.8%(23.3%※1) | 20.0%(23.7%※1) | 21.3%(25.2%※1) | |
労災事故発生件数(休業4日以上) | 42件 | 29件 | 31件 | |
有資格者数 1級建築士 | 333名(637名※1) | 322名(622名※1) | 315名(608名※1) | |
有資格者数 宅地建物取引士 | 879名(2064名※1) | 873名(2047名※1) | 868名(1979名※1) | |
有資格者数 1級建築施工管理士 | 186名(543名※1) | 186名(586名※1) | 180名(568名※1) | |
従業員1人当たりの教育訓練費 | 16,404円 | 18,830円 | 27,866円 | |
環境 | 居住段階における棟あたりCO2排出量 | 4.49t-CO2/棟・年 | 4.51t-CO2/棟・年 | 1.70t-CO2/棟・年 |
既存住宅の省エネリフォームによるCO2排出削減量 | 2,942t-CO2/年 | 3,224t-CO2/年 | 3,232t-CO2/年 | |
事務所活動におけるCO2排出量 | 795kg-CO2/人 | 1020kg-CO2/人 | 995kg-CO2/人 | |
生産・輸送・建設段階におけるCO2排出量 | 36.48kg-CO2/㎡ | 40.33kg-CO2/㎡ | 39.79kg-CO2/㎡ | |
森林認証を受けた木材調達率 | 85.6% | 87.5% | 84.4% | |
工場生産段階で使用するPRTR化学物質量 | 4.70g/㎡ | 3.99g/㎡ | 3.16g/㎡ | |
公正な事業慣行 | ||||
コンプライアンス研修参加者数 | 1,349名※1 | 4,390名※1 | 8,084名※1 | |
個人情報漏洩事故発生件数 | 9件※1 | 8件※1 | 10件※1 | |
ヘルプライン通報件数(取引先) | 0件※1 | 0件※1 | 0件※1 | |
取引先との協業の有無 | 調達方針会議年2回開催 ※ | |||
消費者課題 | ||||
★ZEH供給率※2 | 42%※1 | 61%※1 | 77%※1 | |
★MGEO採用率 | 61.7%※1 | 56.4%※1 | 48.8%※1 | |
特許出願件数 | 43件 | 57件 | 66件 | |
特許取得件数 | 31件 | 28件 | 51件 | |
研究開発費用 | 1,443百万円※1 | 1,406百万円※1 | 1,378百万円※1 | |
設計性能評価取得率 | 58.4%※1 | 61.4%※1 | 59.7%※1 | |
建設性能評価取得率 | 51.7%※1 | 43.2%※1 | 41.0%※1 | |
★長期優良住宅認定取得率 | 54.5%※1 | 58.6%※1 | 57.4%※1 | |
Gマーク取得累積件数 | 161件 | 165件 | 167件 | |
紹介件数(ミサワホームオーナーさま、入居者からの紹介件数) | 3,214件※1 | 2,893件※1 | 2,890件※1 | |
ニュースリリース件数 | 31件 | 21件 | 37件 | |
HP セッション数(年間) | 12,628千回※1 | 13,714千回※1 | 13,620千回※1 | |
★お客さま満足度(総合) (オーナーさまお伺い書で5段階評価のうち、 「満足」と「まぁ満足」が全体に占める比率 |
93.5% ※1 | 95.0% ※1 | 92.9% ※1 | |
★お客さま満足度(建物) (オーナーさまお伺い書で5段階評価のうち、 「満足」と「まぁ満足」が全体に占める比率 |
95.3% ※1 | 92.5% ※1 | 95.4% ※1 | |
コミュニティー への参画および コミュニティーの発展 |
||||
環境共生住宅棟数 | 102棟※1 | 98棟※1 | 107棟※1 | |
コールセンター苦情受付率 (コールセンターでの全体受付の中で近隣苦情の占める比率) |
0.46% ※1 | 0.52% ※1 | 0.58% ※1 | |
南極クラス」開催校数・受講生徒(児童)数 | 109校・9,376名※1 | 93校・7,452名※1 | 179校・14,537名※1 | |
業界関連団体への人材派遣(出向含む)数 | 20名 | 19名 | 18名 | |
寄付・募金額 | 123万円 | 978万円 | 71万円 |
★サステナビリティ重点指標
※1ミサワホームグループの実績を含む場合。
※2当社グループが新築する戸建住宅(北海道以外の注文住宅および建売住宅)におけるZEH(NearlyZEHを含む)の占める割合。
主催:公益財団法人 日本デザイン振興会
モバイル型の住空間「MISAWA Unit Mobility(仮称)」
※株式会社渡辺組との共同受賞
セカンドハウス「コロナ禍において家族の絆を深めストレスフリーに過ごす家」
主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE
グリーン・インフラストラクチャー・モデル
主催:一般社団法人日本印刷産業連合会、産経新聞社
ミサワホーム2023年版「偉人の生涯と筆跡カレンダー」
南極クラスの様子
名城大学春日井キャンパス(リファイニング後)
健康経営の宣言以降5年連続の受賞
ミサワホームでは環境への取り組みとして1997年に「新・環境宣言」を公表しました。以降、その宣言に基づき、さまざまな環境活動を展開しています。
ミサワホーム株式会社は、ミサワホームグループの環境宣言を受けて策定した「環境方針」に基づき、法規制の遵守・確認や環境に配慮した商品の開発、「ミサワホームの森」への環境保全活動など、さまざまな事業活動を展開しています。また、環境活動対象部門に対し、環境マネジメントシステムの運用状況などについて確認・指導を行い、経営層へ報告を行っています。
ミサワホーム株式会社は、ミサワホームグループの環境理念を踏まえ、
事業活動を以下の方針に基づいて行います。
(2023年4月現在)
保証対象となる指標 | 算定基準・算定方法 | 保証対象となる組織範囲 | ||
INPUT | OUTPUT | |||
事務所、工場生産、 輸送、施工 |
エネルギー合計 | CO₂総排出量※1 |
|
事務所:ミサワホーム株式会社 工場生産:木質パネル工場7、部品工場2 輸送:車両(特定荷主分)、輸送基地(特定荷物分)、車両・輸送基地など 施行:地域の販売建設子会社など |
電力(GJ)都市ガス(GJ) | CO₂総排出量(t-CO₂) | |||
LPG(GJ)ガソリン(GJ) | ||||
軽油(GJ)灯油(GJ) | ||||
LNG(GJ)合計(GJ)水(千㎡) | ||||
副産物リサイクル量 |
|
工場生産:木質パネル工場7、部品工場2 施行:地域の販売建設子会社など |
||
解体廃棄物排出量※2 |
|
販売建設会社など | ||
M-Wood2製造 |
|
協力工場 |
※1
CO₂排出量:各種エネルギーからのCO₂への換算は環境省「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度について」および「令和4年度の電気事業者ごとの実排出係数・調整後排出係数などの公表について」による。水使用量のCO₂への換算は東京都環境局「地球温暖化対策報告書作成ハンドブック」による。
※2 「住宅・土地統計調査」「木造建築物解体工事の現場」(社会法人全国解体工事団体連合会)データによる。
○集計対象範囲:ミサワホームおよびグループ会社とテクノエフアンドシー(工場)。施工および解体は販売建設会社などを含む。スコープ3のCO₂排出量は、ミサワホームグループ外データ(原材料など)を含む ○集計対象事業:海外・街づくり事業を除くすべての事業 ○集計対象製品:工業化住宅(木質パネル工法)と木造住宅(MJ-WOOD) ○集計対象期間:原則として2022年度(2022年4月~2023年3月)。データ集計の制限から、一部データは2022年度実績を推計。 |
|||||
開発・設計 (販売会社を除く) |
資源:OA紙類の購入量 | 工場生産 | 資源:新築住宅の生産に投入した資材量 | 居住段階 | CO₂:2022年度中に建築した住居の居住時のCO₂排出量推計値(居住年数を60年と仮定) |
エネルギー・CO₂:ミサワホーム(株)の事務所およびグループ会社のエネルギー使用量及びCO₂排出量 | エネルギー・CO₂:当社7工場のエネルギー使用量およびCO₂排出量 | ||||
廃棄物:ミサワホーム(株)及びグループ会社の廃棄物(紙くず) | 廃棄物:当社7工場が排出した廃棄物 | 解体・廃棄 | CO₂:2022年度に供給した住宅が60年後に解体、廃棄される場合のCO₂排出量 | ||
資材調達 | CO₂:新築住宅(木質パネル、MJ-WOOD)の生産に投入した資材の生産に伴うCO2排出量推計値 | 施工段階 | エネルギー・CO₂:販売建設会社などの施工に伴うエネルギー使用量及びCO₂排出量 | ||
輸送段階 | エネルギー・CO₂:エネルギーの使用の合理化に関する法律に基づく特定荷主分のエネルギー使用量およびCO₂排出量 | 廃棄物:新築施工現場から排出された廃棄物 | 処理・再生 | CO₂:処理廃棄物利用したリサイクル材製造によるCO₂排出量 |
工場名 | 省エネルギー(地球温暖化防止) | リサイクル | |||
原油換算 (kL) |
CO₂排出量 (t-CO₂) |
エネルギー | 水※2 | 再資源化量(t) | |
沼田工場 | 1,225 | 2,089 | 2,072 | 17 | 500 |
岡山工場 | 756 | 1,284 | 1,272 | 12 | 482 |
福岡工場 | 381 | 655 | 646 | 9 | 230 |
札幌工場 | 302 | 575 | 575 | 0 | 586 |
岩手工場 | 228 | 392 | 388 | 4 | 73 |
山梨工場 | 445 | 823 | 818 | 5 | 63 |
名古屋工場 | 258 | 452 | 450 | 2 | 323 |
松本工場※1 | 281 | 481 | 477 | 4 | 190 |
富山工場※1 | 152 | 258 | 258 | 0 | 302 |
※1 部品工場 ※2 水は上水、河川水、地下水を含む
工場名 | PRTR(t) | ||||||
総取扱量 | 大気 | 水質 | 土壌 | 移動 (廃棄物) |
消費 | リサイクル | |
沼田工場 | 22.17 | 0.24 | 0.00 | 0.00 | 3.26 | 18.67 | 0.00 |
岡山工場 | 4.35 | 0.30 | 0.00 | 0.00 | 0.09 | 3.96 | 0.00 |
福岡工場 | 4.49 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.05 | 4.44 | 0.00 |
札幌工場 | 1.99 | 0.03 | 0.26 | 0.00 | 0.04 | 1.67 | 0.00 |
岩手工場 | 1.17 | 0.03 | 0.00 | 0.00 | 0.01 | 1.13 | 0.00 |
山梨工場 | 3.63 | 0.00 | 0.10 | 0.00 | 0.05 | 3.48 | 0.00 |
名古屋工場 | 4.20 | 1.53 | 0.00 | 0.00 | 0.04 | 2.63 | 0.00 |
松本工場※1 | 1.69 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.02 | 1.67 | 0.00 |
富山工場※1 | 0.05 | 0.03 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.01 | 0.00 |
※1 部品工場
科学物質 | 種別ランク | 用途 | 合計 | ||||||
総取扱量 | 排出量・移動量(t) | ||||||||
大気 | 水質 | 土壌 | 移動 (廃棄物) |
消費 | リサイクル | ||||
メチレンビス(4,1-フェニレン)=ジイソシアネート | 1種 | 塗料 | 17.27 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 17.1 | 0.0 |
グリオキサール | 1種 | 接着剤原材料 | 14.93 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 14.8 | 0.0 |
塩化第二鉄 | 1種 | 排水処理薬剤 | 3.30 | 0.00 | 0.3 | 0.00 | 3.0 | 0.0 | 0.0 |
トリエチルアミン | 1種 | 接着剤原材料 | 3.18 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 3.1 | 0.0 |
キシレン | 1種 | 塗料 ほか | 1.21 | 1.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
ノルマル-ヘキサン | 1種 | 設備保護離型剤 | 1.30 | 0.2 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 1.0 | 0.0 |
酢酸ビニル | 1種 | 接着剤原材料 | 1.13 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 0.0 |
トリエチレンテトラミン | 1種 | 役物用接着剤 | 0.40 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.4 | 0.0 |
2-(4-エトキシフェニル)-2-メチルプロピル=3-フェノキシベンジルエーテル | 1種 | 防腐防蟻剤 | 0.17 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.0 |
ヒドラジン | 1種 | ボイラー用清缶剤 | 0.11 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
*小数点第3位以下四捨五入のため、合計額が合わないことがあります。
私たちミサワホームグループは創業以来、独自の発想で常に世界初・日本初・業界初を目指し、先進的な技術開発に取り組んでまりました。それらの技術はさまざまな事業活動を通じて社会課題、環境問題のソリューションとして展開してまいりました。
日本政府は2020年10月、「2050年カーボンニュートラル」を目指すことを宣言。日本では、最終エネルギー
消費の約3割を民生部門※1が占めており、住宅業界によるハード・
ソフト両面で取り組みへの期待・要請が高まっています。ミサワホームグループでは、新築請負事業における
ZEH※2、LCCM住宅※3の普及や、ストック事業、まちづくり事業など、さまざまな事業活動を通じて「CO₂排出量削減」を推進し、2050年カーボンニュートラル実現を目指します。
※1 家庭部門と業務部門が含まれる ※2 ゼロエネルギーハウス ※3
ライフサイクルカーボンマイナス住宅
地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、 『世界的な平均気温上昇を工業化以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること』が掲げられました。加えて 『今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること』等を合意しました。
この実現に向けて、世界が取り組みを進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減 並びに 吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
※1 内地90% 寒地70%
2021年7月 持続可能な未来につながるコンセプト住宅「 Green
Infrastructure Model 」の完成を発表しました。
ミサワホームグループは、これまで社会ニーズに先駆けて環境に貢献できる住まいの研究を積み重ねてきました。1998年には世界初のゼロ・エネルギー住宅を発売し、2010年には、2030年を見据えた更なる省エネルギー住宅として、LCCM
を実現する「エコフラッグシップモデル」を発表しました。そして昨今、激甚化する自然災害や感染症への不安は高まり、空き家の増加も深刻化するなど、社会課題は以前に増して複雑になっています。また単世帯や共働き世帯、高齢者世帯がそれぞれ増加するなか、人々の暮らし方も多様化しています。こうした社会課題の解決や多様な暮らし方に対応するためには、エネルギー面だけではない、多面的、かつ住まいの枠を超えたサステナブルな暮らしの提案が必要だと考えています。同コンセプト住宅での実証実験で得られた技術は、新たなソリューションとして展開してまいります。