interview
子どもと一緒に
キャンプライフ!
アウトドアインフルエンサー
YURIE(@yuriexx67)さん
家族みんなで、テントを組み立てたり、
たき火をしたり、星空を眺めたり‥‥。
いつもと違う特別な時間は、
意外と簡単に日常にすることができる。
ふとしたきっかけでキャンプが大好きになったYURIEさんに
子どもと一緒に楽しむキャンプライフについて聞いた。
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- 6年前は普通のOLでした
- 育ったのは、街なかで、アウトドアには興味がない、普通のOLだったんです。6年前くらいかな。会社の先輩と週末の過ごし方を話していたら、「晴れそうだから、キャンプにいこうかな」とコンビニにでもいく感じでした。キャンプってもっと気合いを入れて行くものだと思っていたので、そんな気軽さにすごく興味がわきました。
はじめてのキャンプは失敗
それで、家に帰って父に「キャンプ道具ある?」と聞いたら、昔の道具があったので、今の旦那さんと行ってみました。ふたりとも、初心者だからテントの張り方は分からないし、おまけにテントのなかは古くなってべとべと。ふたり一緒に四苦八苦しました。
自然の中ですごす楽しさ
夜は暗くなり寒くなっていくので、たき火で暖をとったり‥‥。朝起きてテントを出ると、鳥の鳴き声が聞こえてきて、太陽が昇るにつれて、だんだん暖かくなっていく。時間による変化が、すごく良かったんです。ハンモックに揺られながら、自然を身近に感じることがすごく心地よくて‥‥。次の週には、自分たちのテントを買いに行きました(笑)。次はどこに行こうかなって。
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- ワンポールのテントを買って
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それから、週末キャンプライフが始まりました。自分たちのテントを買ったのも大きかったかな。シンプルで、建てやすいワンポールのテントでした。どんどんとキャンプが好きになりました。キャンプって、同じキャンプサイトでもテントを張る場所によっても、季節によっても景色が変わります。何度も行きたくなるんです。
気軽に楽しめる特別な時間
それから、季節に合った景色を求めて、「もっといい場所ないかな」となりましたね。キャンプは気軽に移動ができて、いろんな場所に自分の基地を持てる感じですね。一生、楽しいですよね。いろんな所に別荘があるみたい。手軽だけど特別な時間があります。
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- 初心者ファミリーも大丈夫
- キャンプは、子育て家族にとってもお勧めだと思います。今はきれいなトイレやお風呂など設備が整ったキャンプ場がたくさんあります。すべて道具をレンタルできるテントサイトがありますので、気楽にデビューできます。宿泊代や食事代のコスパもいいので(笑)、家族のイベントにおススメです。
家族の共同作業
キャンプは出発前の荷物の準備から、テント場の設営や食事の準備、片づけまで、すべてが家族の共同作業です。家族みんなで協力しなければ、上手くいかないけれど、自分たちの小さな家をつくるみたいに、その作業が楽しいと思います。最近は共働きの夫婦も多いので、かけがえのない時間になると思います。
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- 子どもにとってのキャンプライフ
- 私が、友人の1歳くらいの赤ちゃんとキャンプしたとき、赤ちゃんが葉っぱや土に触るのをすごく喜んでいました。土の上をハイハイしたりして(笑)。木々と会話をしていました。ずっと一人で遊んでいましたね。みんなで、赤ちゃんとは「誰と話しているの?」と話したのを覚えています。
子どもに最高の星空を
駒ヶ岳のキャンプサイトは、標高が2900mくらいで星空が宇宙でした。朝には、雲海を見ることができました。ここはロープウェイで2600mくらいまで行けるので、軽く登れば到着します。意外と楽なんです(笑)。だから、子どもでも大丈夫ですね。月の光の弱い新月の日に、テントを張れば、最高の星空を楽しめます。
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- 天井の高い住まいがいい
- キャンプを始めてから今の家を選んだのですが、決めた理由は天井が高いことでした。窓が大きいのもいいです。朝は、天井いっぱいの大きな窓から朝日がたっぷりと届いて、部屋がオレンジ色になるんです。いちばん好きな時間ですね。それとロフトがあることも重要でした。アウトドアの道具はここにしまって、階下のリビングはいつもの暮らしを楽しむ場所に。生活にメリハリをつけたいと思いました。
家のなかの非日常空間
自宅で仕事をすることも多いので、バルコニーで考え事や作業をしたり、日光浴で気持ちをリフレッシュしたり、ちょっとした非日常を楽しんでいます。将来の理想は、庭と家が気持ちよくつながる家。犬を飼って子どもと一緒に遊べたら、最高ですね。
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profile
- YURIE(ユリエ)さん(@yuriexx67)
- アウトドアインフルエンサー。キャンプや旅、アウトドアを楽しみながら、その魅力を「ソトアソビ」というライフスタイルとして発信。空間スタイリングや執筆のほか、ファッションや雑貨の商品企画・プロデュースも手がける。
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YURIEオフィシャルサイト
Instagram @yuriexx67