ミサワホームのデザイナー4名に集まっていただき、
お客さまと一緒に住まいをつくり上げる現場で感じた住宅の「トレンド」について語り合っていただいた。
脱炭素社会の実現を目指す潮流が加速する今、環境性能はもはや不可欠といえるトレンド。
また、自然災害リスクの高い日本では、地震などに対する強さや対策も絶対に忘れてはならない要素。
この2つの要素を、快適性やデザイン性を犠牲にすることなく実現させることが、これからのトレンドになるだろう。
トレンドは「追う」ものではなく「創る」もの。そのための挑戦を創立以来続けているミサワホーム。
同社の商品開発の最前線に立つデザイナーに、「トレンド」に込めたミサワホームの想いと、
「今」そして「これから」のトレンドを凝縮させた「企画住宅」について、お話しをうかがった。
気候危機の時代となり、毎年、想定外の災害が発生。東日本大震災を経験した奥村さんはその後、多くの災害の現場を取材。自宅を最強の避難所にする方法を伺った
住まいを建てることでCO₂をマイナスにする、温暖化を逆転させるLCCM住宅。ZEHの先を行く住まいを推進する鈴木さんにインタビューした
木の住まいの魅力とは何か。そして世界有数の森林国である日本が抱える課題とは。
林業と建築の連携を研究している法政大学デザイン工学部の網野禎昭教授にお話をうかがった。
脱炭素社会の実現をめざして、国をあげて推進しているのが木造の建築物だ。
推進の最大の理由は環境にやさしいことだが、木という素材は、他にも数多くのメリットがある。
まずは、木が住まいの素材としてどれほど適しているかを考えてみよう。
地球にやさしい木の素材は、選び方次第で、もっと環境に貢献できる。
そんな視点からも木材の調達を行っているのがミサワホームだ。
環境にやさしく、高品質な木材を調達するところから、住まいづくりは始まるという考え方だ。
環境や人にやさしい木の素材は、「強さ」というイメージが少ないかもしれない。
それは大きな誤解で、木の住まいは、精度の高い加工や独自の工法によって、
大地震の揺れにも耐えられる頼もしい強靭さを発揮する。