[福島県 Oさま邸] 正面に窓や玄関扉を設けず、黒を基調にシンプルな面だけでデザインされたシックな外観が目を引くOさまのお住まい。 屋内に入ると打って変わって、明るい白の世界が広がっています。約32帖大のLDKは、高校バスケットボール部の監督であるOさまの「部員を全員呼べるくらい広くしたい」という願いを叶えたもの。大理石調フロアに大判タイル調のアクセント壁が気品高く調和するリビングは、ラグジュアリーホテルのラウンジのようです。ダイニングキッチンは木目の化粧天井にアイアン素材を組み合わせてカフェのような雰囲気に。形の異なる黒×ゴールドの3連ペンダント照明がダイニングテーブルを華やかに彩っています。「先日、4家族14人でパーティーを開いたときも、思い思いの場所でくつろいでもらえました。大量の買い出しをして帰っても、玄関からパントリーを通ってキッチンに直接つながる動線のおかげで、すぐに棚や冷蔵庫に収納できて助かります」と奥さま。洗面所・浴室の続きにランドリールームを設けたことで洗濯家事もラクになったそうです。映画や音楽がお好きなご夫妻は音響にもこだわって、LDKに5・1のサラウンドスピーカーを採用。「窓をトリプル樹脂サッシにした効果で、音量を大きく上げても外に音があまり漏れません。娘はテレビ番組の音楽に合わせてダンスを踊るのが大好きです」とにっこり。さらに2階の寝室にはプロジェクター付きシーリングライトと専用スクリーンを設置してシアターベッドルームに。「おうち時間を思う存分楽しんでいます」と笑顔で語るOさまです。
自分らしさを大切にしてインテリアを設えれば日々の心地よさが増していく。中川さんに、自分らしいインテリアのつくり方を聞いた
夫婦というチームで問題を解決して乗り越えて夫婦は尊い存在になっていく。そのために重要なのが“対話”。あつたさんに、その詳細を聞いた。
「大地震が発生しても安心して在宅避難できる住まいを」。制震装置「MGEO」の開発を通して損傷ゼロを追求してきた高木さんにその想いをインタビュー
「人のDNAに刻まれている色彩心理を活かして心地よいインテリアをしつらえればくつろぎや睡眠の質が増します」。南さんに色が持つ力を聞いた
自宅の庭でハーブや柑橘、野菜、薬味野菜を育てている中川さんに、初夏の梅仕事を中心に、「食べられる庭」の魅力についてインタビューしてきた
ストレスが多い世のなかで、なんとなくの不調を感じている方も多いのでは。久保さんにおいしい漢方による体の整え方を聞いた
[埼玉県 Sさま邸] Sさま邸は駅から近い住宅街の角地という好立地。 高層マンションや商業施設が建ち並ぶエリアの中にあって、 タイル張りの風格ある外観が威風堂々たる存在感を放っています。 無垢材のアクセント壁が温もりを醸す玄関ホールは、約3畳大の広いシューズクロークを備えたことで常にすっきりと片付き、「家の顔」にふさわしい美しさ。リビングに入ると、天井高約3.7mの開放的な空間が広がり、ひときわ伸びやかさを感じることができます。天井、床、建具をウォールナットで統一し、黒の大判タイルや凹凸感のある白い石張りのアクセント壁で表情豊かに演出した重厚感漂うインテリアは、Sさまのお気に入り。南側の大開口やハイサッシから光が明るく差し込み、植栽の眺めも楽しめます。ダイニングキッチンはリビングよりも床を高くして、白の大理石調フロアを採用し、同じ空間にありながら別ゾーンの雰囲気に。リビングから見えにくい場所にベンチソファをL字型に造り付けて、落ち着きのあるダイニングスペースにしたのもこだわりのポイントです。黒×ゴールドのゴージャスなペンダントがインテリアを華やかに引き立てています。 Sさまはご夫妻、大学生の息子さま、社会人のお嬢さまの仲の良い4人ご家族。新しい生活様式になって、お子さまたちもご自宅で過ごす時間が増え、自然にみんながリビングに集まる機会が多くなったそう。「夕食後はお酒タイム。リビングでくつろぎながら、みんなで一緒にグラスを傾け、会話を交わす団らんのひとときがいちばん幸せですね」と奥さまの笑顔がはじけました。
[神奈川県 Yさま邸] ご実家の向かいに3階建のお住まいを新築されたYさま。 敷地を最大限に活かしつつ、都心の厳しい北側斜線制限をクリアし、 明るく伸びやかな暮らしを実現されました。 ポイントは日当たりの良い2階にLDKをつくり、南側にルーフバルコニーを設けたこと。4枚のサッシでLDKとバルコニーがつながり、広がりが感じられます。また、単調にならないよう、ダイニング側は天井高をあえて低く抑えて羽目板張りにし、リビングは床高も一段下げて2.7mの高天井にすることでメリハリのある空間に仕上げています。 ブラックウォールナットの床に洗練されたモダン家具が美しく調和したLDKのインテリアは、お仕事柄、ホテルを訪れることが多いYさまのセンスが反映されたもの。「ナチュラルながらも、どこかシックで重厚感の漂うホテルのような雰囲気が好きなので、インスタグラムで素敵だなと思う写真をピックアップして希望のイメージを伝えました」と笑顔で語ります。 1階と3階の工夫も見逃せません。3階の寝室は北側の天井が法的制限で低くなるため、南側の天井高を極力上げて圧迫感のない心地よい安眠空間に。また、広いウォークインクロゼットを1階に設けて、ご家族の衣類はここに集中収納。「洗面・浴室も1階にあるので、上の階と行き来しなくても着替えや身支度ができ、朝の準備もスムーズで助かります」とYさま。お向かいに住むご両親も、お孫さまとふれあえる近居の暮らしに大喜びされているそうです。
200以上の記事の中から、キーワードやタグで記事を検索できます。