ミサワホームでは、「今」だけでなく、「未来」に向けた「快眠ソリューション」の開発にも注力。
ここからは、2021年に発表されたコンセプト住宅「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」と、
未来の「快眠」のための新技術を開発している実験現場での取り組みをご紹介しよう。
ミサワホームのデザイナー4名に集まっていただき、
お客さまと一緒に住まいをつくり上げる現場で感じた住宅の「トレンド」について語り合っていただいた。
在宅時間が長くなったことで、住まいの役割も広がり、趣味を楽しむ空間が今まで以上に重視されている。
一方、家族一緒の食事が増えたことで、料理などの家事も増えた。共働きが全世帯の半分以上となった今、
家事時間の短縮は家族で暮らしを楽しむ時間を増やすことにもつながる大切なトレンドだ。
実家で体感していた住み心地を
自分でも実現したい
多くの人が抱える収納の悩みや、片づかない理由は何か。そして、上手な収納のコツとは。
いつまでも美しく暮らせる住まいづくりを提案している一級建築士・水越美枝子さんにうかがった。
「収納スペースが足りない」「がんばっているのに片づかない」「家族が片づけてくれない」など
収納の悩みは人それぞれ。けれど、それらの悩みは、実は同じ原因に基づくものであることが多い。
そうした悩みを解消するための第一歩は、収納のセオリーを理解して収納計画を立てることだ。
玄関やキッチン、水廻り、リビングなど、家族みんなで使う場所は、特に散らかりやすい。
けれどしっかりと収納計画を立てておけば、家族みんなが片づけやすい空間になる。
それぞれの空間でのセオリーを踏まえた収納計画について、その具体例を見ていこう。
キッチンや水廻りも、セオリーを踏まえた収納計画が大きな効果を発揮する場所だ。
きれいに片づけられるだけでなく、動線を考えた収納計画によって家事がスムーズになり、家事時間も
短縮できるから、収納計画をしっかり立てることで暮らしやすさを大幅に良くすることができる。
リビングのソファをベンチタイプにすると、ベンチ下を収納として使うことができる。
その場で利用するモノを収納できて便利だ。大収納空間「蔵」には扉があるので、
来客時にさっとリビングのモノを一時的に避難させる際も大活躍。