長野県 Aさま邸
南に向かってなだらかに傾斜した土地に建つAさま邸。視界の広がり、採光、通風など、すべてが好条件となる建物南面の中央に、フルオープンサッシを備えたリビングを設計しています。サッシを開け放てば、葉ずれのざわめきや鳥の声が心地よく響き、閉めれば軽井沢の自然を絵画のように暮らしへ取り込めます。
北側にフィックスガラスを設けることで、南北の景色がつながる開放的な空間となり、まるで木立の中で暮らしている感覚。南側にはリビングと同じ高さでデッキを設置し、室内空間と外部との連続性を表現しています。
また、上下階の広がりも演出するためリビングに吹き抜けを設け、2階の両サイドにある居室をつなぐブリッジを通しました。「家の中に遊びを取り入れたかったのです」というAさまは、踊り場の床をガラス張りにしたオブジェのような階段がお気に入り。軽井沢の自然と共鳴する、横にも縦にも広がりのあるこの別荘で、のんびりと過ごす心地よさを実感されています。
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