ますます便利になった都心の人気エリアでの計画
東京都世田谷区。住宅地の一角に、風格ある外観で目を引く賃貸住宅が完成しました。オーナーさまは、このエリアで複数の賃貸住宅を経営する方です。
「小田急線のダイヤ改正により、最寄駅に急行が停車するようになり、通勤時間帯の本数が増加しました。ますます便利になったことで周辺の人口が増え、賃貸住宅のニーズがあると感じました」。
そこで人に貸していた宅地と、隣接する自己所有の土地を合わせた敷地に、賃貸住宅を建てることにしました。
ただし、近隣では賃貸住宅の建設ラッシュで、競争が激しさを増しています。そこでオーナーさまがこだわったのが賃貸住宅の第一印象を大きく左右するデザインです。
「競争力を高めるには、グレードの高いデザインでなくてはなりません」。
課題となったのは、予算の範囲内で上質なデザインの賃貸住宅を実現することです。
「鉄骨や木造など、さまざまな選択肢がある中で数社を比較検討しました。その結果、イメージを具現化しやすい木造なら、デザイン性の高い賃貸住宅が期待できることと、営業担当者の紳士的な対応から、ミサワホームに依頼することにしました」。
天井高2.6mの開放感と高品質な設備が魅力に
外観は邸宅ともホテルともいえるような風格があり、門扉や外灯、館銘板など細部までオーナーさまのこだわりが感じられます。また、オートロックでホームセキュリティ付きと防犯面でも万全の備えです。重厚感のある玄関ドアを開けると、大理石調の床材が入居者を出迎えます。
共用部の内廊下は、つい見上げてしまうほど天井の高さがあり、開放感抜群です。これもオーナーさまのこだわりのひとつ。3階建てが建てられる立地ながら2階建てに抑え、その分、各戸の天井高を2.6mと最大限に活かし、広い居住空間を確保しました。
「入居者は都心で働く共働き世帯を想定しています。入居者に喜ばれそうな食洗器やパントリーを設け、水廻りなどの設備はすべて戸建仕様の高品質なものを採用しています」。
賃貸経営は長期戦。長く選ばれるかが重要
間取りは、市場ニーズの高い1LDK8戸のプランです。設備面では、入居者がインターネットを無料で利用できるようにネット環境を整備し、宅配ボックスも設置しました。充実した設備を設けたこともあり、家賃はやや高めに設定しましたが、想定どおり所得の高い共働き世帯の入居が決まりました。
「細部に渡ってグレードを上げることを徹底しました。その分、コストはかかりましたが、賃貸経営は長期戦です。後の大規模修繕も視野に入れ、相続対策も踏まえた上での計画です」。
これからの賃貸住宅経営は、人口減少など多くの課題があり、エリアによっては厳しいものになるとオーナーさまは慎重に見ています。そうした考えのもと、最上級のデザインと設備を追及したことで、人気エリアでも長く選ばれるような競争力の高い賃貸住宅となりました。