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多様化する住まいのニーズに備えて

備蓄や収納に最適な
蔵のある賃貸住宅

(有)ゴールドワン金子さま

駅から距離のある立地
長く住んでもらうために

神奈川県横浜市。スーパーやホームセンターなど生活利便施設が近隣に揃った住宅地の一角に、蔵のある賃貸住宅が完成しました。オーナーさまは地元で小売店を営み、駐車場や賃貸マンションを経営されています。商店として使用していた建物の老朽化をきっかけに、収益性の高い建物への建て替えを検討されていました。 「賃貸経営を上手に行うためには、一度入居した人に長く住んでもらうことが重要だと考えています。ここは駅から徒歩13分と少し距離があるため、単身者ではなくファミリー層がターゲットです。ファミリー向けの場合、ものが増えたことで手狭になり退去に至るケースも多いので、収納量を重視した賃貸住宅の構想が広がりました」。
そんななか、不動産会社からミサワホームを紹介され、「蔵」のある賃貸住宅を見学し、大きなインパクトを受けたと言います。
「蔵は収納力抜群で、ファミリー層には魅力的です。蔵があることで、リビングは通常の1.5倍ほどの天井高で、開放感があります。一度入居したら、長く住んでもらえると確信しました」。
※天井の高さはプランにより異なります

共働き世帯を見据えて各戸に蔵を確保

ファミリー層を入居者さまに見据えて、2LDKが2戸と1LDKが2戸の計4戸の設計に。1階の世帯には、リビングにつながる蔵を付け、2階の世帯には、階段脇から出入りできる蔵と、ロフトタイプの蔵をそれぞれ確保しています。ファミリーに喜ばれるようにキッチンにも一工夫。
「対面式で食事ができるカウンターや、雑誌・雑貨を置くことができる備え付けのキッチン収納はミサワホームさんからの提案で採用しました」。 室内の収納と、大容量収納空間の蔵を組み合わせて利用することで、入居者さまもより快適に暮らすことができるでしょう。
オーナーさまのご希望で、1階リビングの天井に、室内の空気が循環するようにシーリングファンを設置しました。木目調の天井にマッチした、カフェのような雰囲気あるインテリア空間に仕上がっています。

長期安定経営には外観デザインも重要に

入居者さまに長く住んでもらうためには、外観デザインにおいても差別化が必要になると語るオーナーさま。賃貸住宅に見えないような高級感のあるタイル貼りで、邸宅風の外観デザインもこだわりのポイントです。
3台分の車を停められる駐車場がありますが、夜間に車が出入りして、テールランプの光が点灯しても、気にならないように設計を工夫しています。駐車場に面する部分に蔵を配置し、窓を高い位置に配置したのです。
「駅前でワンルームマンションを別に保有していますが、競争の激しさを感じています。この物件の周辺も競合物件は多いのですが蔵を設けたことで、相場より高い家賃で入居が決まりました」。
昨今では新しい生活様式やテレワークの広がりによって、備蓄や仕事スペースの確保のために、広い収納を求める家庭が増えています。このような収納力がある賃貸住宅は、これからますます必要とされることでしょう。

高級感のある白を基調としたタイルでまとめた邸宅のような外観

高天井が魅力のLDK。木目調の天井にシーリングファンを備えたカフェ風のインテリア空間に

1階に玄関が集約された重層タイプの設計。 間仕切りで各戸のプライバシーに配慮

1階のLDKから蔵へ出入りでき、 階段から居室へとつながります

上/1.5階に位置する居室空間 下/広々とした蔵内部

※「蔵」は居室としての使用はできません

コンパクトながらも階段脇の スペースを活かした2階の蔵

屋根裏スペースを活かしたロフト蔵

間取り

mitorizu

データ

敷地面積 256.18㎡
1階床面積 99.78㎡
2階床面積 99.78㎡
延床面積 199.56㎡
間取り 1LDK 2戸、2LDK 2戸
住戸面積 38.50㎡〜58.38㎡

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