住まいは、普遍性の高い価値を求められる一方で、つねに変化していく暮らしへしなやかに対応できる可変性が要求されます。住む人がいつでも安心してくつろげる空間であるために、外へ閉じた設計でプライバシーを守りながらも、人と自然には開かれ、家族や地域社会との豊かな交流を育むための工夫が必要です。
「SQUARE in SQUARE」は、普遍性や柔軟性、自然と調和した快適性や、人びととの交流性といった、求められるすべての価値を追求した、ひとつの理想的な住まいです。
建物そのものの美しさばかりでなく、周囲のまちなみにまで美しさを提供する、理想的なファサードデザインのベースとなるのが「作法のコード」です。フォルムやボリューム感、バランスなどの大きなルールを決めています。
外観デザインを洗練させ、豊かな表情を添えるのに最適な素材を選択するための決めごとが「素材のコード」です。ファサードの質感や色合いなどを、商品ごとに設定されたデザインテーマや作法のコードの内容に合わせて選びます。
機能・性能を確保しつつも、アイテムや部材など、ディテールの美しさを追求することが「造りのコード」です。デザインはもとより、機能や品質まで妥協することなく仕上げていきます。
壁が囲む光と風の家