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建築実例
「蔵」による空間構成の工夫で、ほどよい距離感の二世帯の暮らし
奈良県 Hさま邸
奥さまのお母さまとご同居のHさま邸は、玄関を親子で別々に設け、それ以外は共有にした二世帯住宅である。3.5mの天井高が開放感を生む高天井のリビングは、ご家族の交流の場。リビングがすっきり片付く「1階の蔵」の上には、ロフトの書庫を備えた1.5階の子ども用リビングもある。
「娘は二人とも大の読書好きなので、家の真ん中に『図書室』をつくってあげたくて。ここのテーブルで植物図鑑を開いて、祖母から庭に咲く花の名前を教えてもらっています」と奥さま。
リビングからガラス手摺越しにお子さまたちの様子がわかり、書庫下の内窓を介してキッチンにいる奥さまとも視線がつながって安心だ。
お母さまのゾーンへは玄関ホールの内部ドアからも、キッチンの後ろのドアからも直接行き来できる便利な動線。洗面・浴室やトイレはお母さまの和室のそばに設けて、行き来しやすくしている。
一方、子ども部屋は2階に配置し、その上の2.5階をご夫妻のプライベートゾーンに。デスクワークの多いご主人は帰宅後、ホールに設けたトレーニングマシンで運動不足を解消されるのが日課だ。
「ルームランナーで走った後に書斎で仕事をすることも多いのですが、スキップフロアを介した最上階なので1階に音も伝わりません。遅くなっても気兼ねなく自分の時間を過ごせます」と微笑む。
「蔵」を活用したスキップフロアの設計で立体空間を縦に横に上手に活用し、お互いのプライバシーを守りつつ、3世代の家族がいつも温かくふれあえる心地よい暮らしを楽しまれている。
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