秋田県 Wさま邸
将来、ご両親を呼び寄せて同居できるよう、二世帯住宅を建てられたWさま。玄関ドアを開けると、天井を白木のルーバーで覆った奥行約13mもの長いホールに目を奪われます。このデザインは、「木都」として栄えた秋田を象徴したもの。夜はダウンライトの灯りがルーバーから拡散し、白壁に美しい陰影を描きます。
ご両親の住空間は玄関土間の西側に配置。二世帯の住まいを同一フロアに設けつつ、ほどよい距離感を保って、お互いに気兼ねのない暮らしができるようにしています。
玄関ホールの先にはスケルトン階段を配した吹き抜けの階段室があり、ここを通って勾配天井のリビングへ。
「階段室を接点にした開放的な設計デザインが気に入っています。子どもたちの部屋のみを2階に設け、私たちは1階ですべて生活が完結できる平屋のような間取りにしてもらいました。リビングでくつろぎながら、階段室の上の素通しガラスの壁越しに、2階にいる子どもたちと顔を合わせられるのも楽しいですね」とWさまは笑顔で語ります。
子ども部屋は勾配天井の梁にブランコを吊って、北国の長い冬の間、室内で遊べるようにしています。
リビングと大開口でつながるダイニングキッチンは、天窓からも光が降り注ぎ、北側とは思えない明るい空間になっています。キッチンの前には、2人のお子さまが並んで座れるスタディーコーナーも設置。お勉強する様子をキッチンから見守れるようにしています。
「日々愛着が深まり、この住空間で暮らす幸せを感じています」とお喜びのWさまです。
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