広島県広島市 Iさま邸
Iさま邸は、広島市の郊外、山々に囲まれた風光明媚なエリアにある住宅地に立地しています。1階が吹き抜けのパブリックスペース、1.5階にマルチルーム、2階に水回り、2.5階にプライベートルームが配置されているIさま邸。
ご夫妻が設計に当たって望んだことは、まずキッチンから1階の空間が見渡せることでした。3人のお子さまが小さいこともあり、家事をしながら、お子さまの様子を見守ることができる空間構成を考えたとのこと。リビングに隣接した蔵上のマルチルームもキッチンからよく見え、視覚的にはリビングと一体化しています。2階への階段もリビング側に設け、家族がお互いの顔を見ながら、1階と2階を往来できる仕掛けです。
また、Iさま邸は収納にもこだわっています。1階の蔵は、屋外からも出入りができるため、駐車場から直接荷物を運び込むことが可能。
また、キッチンの奥には、広いパントリーがあり、食品やキッチン用具などさまざまなものが収納されています。その分、キッチンにゆとりが生まれ、すっきりと使うことができると好評です。さらに、2.5階の中央にはファミリークロゼットを設置。約4.5畳の広さのなかに、ご家族全員の衣類が並んでいます。洗濯後に取り入れた衣類を各部屋に収納するといった手間も省け、家事の軽減にも役だっています。
ちなみに、Iさま邸には2.5階にインナーバルコニーがあり、洗濯後はここで乾燥。壁に囲まれたインナーバルコニーは、洗濯物が雨に濡れる心配も不要です。さらに、外から見えることがないため、外観の美観を損なうこともありません。
Iさま邸の周囲には、瀟洒な家々が建ち並んでいますが、そのなかでひときわ目を引くのが、Iさま邸のエクステリアでしょう。高さ1m70cmの柱を42本、半円状に並べることで目隠し効果となっていると同時に、外観全体のアクセントにもなっています。柱の内側はリビングから続くテラスがあり、休日にはここでバーベキューを楽しむことも。
また、ハーブや季節の花々が植えられ、テラスや柱の周囲に彩りが添えられています。これまで園芸にはほとんど興味がなかったというご主人も、今では花々の手入れをしたり、家庭菜園を楽しんだり。採れたてのトマトをお子さまたちのおやつにしたり、ナス、ネギやニンジンを使って、奥さまが料理の腕を奮うことも楽しみのひとつとのこと。
お子さまたちがリビングで思い思いに遊ぶ様子をにこやかに見守るご夫妻。ここにはご家族の暖かい笑顔が溢れていました。
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