京都府 Nさま邸
京都の静かな住宅街に建つNさまの住まい。穏やかで上品なアースカラーの外観が、落ち着いた雰囲気の街並みと調和しています。基本的なフォルムはBOX形ですが、水平ラインのシェープと割肌タイルや天然素材のドアの採用などで、どこか「和」のぬくもりが感じられます。 間取りは、来客をもてなす「和のゾーン」とプライベートスペースである「洋のゾーン」に明快に分けました。また、前庭をはじめ、中庭、和の庭、洋の庭、坪庭、囲み庭と6つの庭をつくったことで、いつも光と風が心地よく、外とのつながりを感じられる住まいになっています。
玄関ホールから和室へと続く廊下は、途中で床がフローリングから畳敷きに変わります。この仕掛けが洋から和への心理的なスイッチになり、さらに空間のゆとりが感じられます。また、Nさまの強いご要望だった「和室続き間」は、8帖の仏間と6帖の茶室に。書院風の床の間や二重まわり縁の天井、京唐紙の襖など、自然素材ならではのしっとりとした落ち着きを実現しています。
洋ゾーンのLDKは、一転してモダンな雰囲気に、快適さと使いやすさを追求しました。洋の庭に面した大開口からは明るい陽ざしが降り注ぎ、メイプル材のフローリングやブラックチェリー材のアクセントウォールを使った空間にこの上ない心地よさを演出しています。また、キッチンには作業のしやすいアイランドカウンターや、たっぷり収納できるカップボードも設置しています。
住まいの安全性・快適性を実現する、一戸建て・注文住宅のテクノロジーをご紹介いたします。