岡山県 Kさま邸
フラットルーフ2階建ての外観は、垂直と水平のラインを基調とした単調な造りながら、タイル外壁の重厚さを加えることで安定した美しいバランスを見事に生み出しています。
Kさまご夫妻の「コーディネートされたものでなく、自分たちがいいと思うものを使いたい」というライフスタイルは、このKさま邸で随所に見受けられます。 ホワイトで統一された広々とした玄関ホールや、壁に掛けられた抽象画、あるいはそこにあるのが当然のように配された家具、備品に至るまで、おふたりのセレクトにより作り上げられた室内空間は、結果として建物自体をも引き立てることに成功しています。特に、中2階に「蔵」を設けることで実現する3.5mの天井高が、シンプルなインテリアコーディネートと融合し、さわやかな開放感の演出に一役買っています。 通常なら、広々した室内空間も、広いがゆえについモノであふれてしまいがちですが、Kさま邸は、余計なものを出来る限り排しながらも、必要な家具、備品がスマートに配された美しい室内空間を実現しています。
もちろん美しさだけではありません。1階に配された家族全員の衣類が収納可能なファミリークロゼットや、スムーズな家事効率を考慮した動線の確保、リビングと空間的につながっている多目的に使えるライトコートなど、毎日の生活のためのさまざまな工夫も充分に施されています。ライトコートは、お子さまの日々の遊び場としても使われているそうです。
住まいの安全性・快適性を実現する、一戸建て・注文住宅のテクノロジーをご紹介いたします。