01.みんなの片付け事情とは?
部屋をきれいにしたいと思ってはいるけれど、片付けられないという人は結構多いものです。掃除をしたのにすぐに散らかる、片付けているつもりなのにすっきりしない、収納にはものが溢れているなど片付けに関する悩みは尽きないでしょう。
家の中がきちんと片付いて、使いやすく整理されている状態を保つことは難しく、 無計画に片付け出すと、収拾がつかなくなることもあります。片付けの基本ルールを知れば、片付け下手から片付け上手になれます。
家の中が「片付いていない」人が半数以上
主婦100人に対して意識調査アンケートを実施した結果、70%の人は「家の中が片付いていない」と思っています。主婦の人は、家事や子育て、ワーキングマザーなら時間の制限がある中で、やらなければならないことがたくさんあります。片付けようと思っていても、できないまま1日が終わってしまう人も多いのではないでしょうか。
片付けられない人に共通していることは、どのように収納すればいいのかわからないので、とりあえずの場所に置いておく、休みの日にまとめて片付けるなど、その場で行動をせず、片づけを後回しにしている人でしょう。では、片付け上手になるにはどうすればいいのでしょうか。
片付け上手な人が意識していること
片付け上手の早道は、ものを出したら元の場所に戻すということですが、使ったものを適当にしまうと今度、使う時にどこにしまったのかわからなくなることがあります。ものを探すのは、時間と労力がかかる上に焦りが出てきて、結局、同じ物を買ってしまうということにもなりかねません。これでは時間とお金の無駄遣いになります。
このようなことにならないためには、片付け上手の人は意識して行っていることはどのようなことでしょうか。片付け上手な人は、家の中でルールを作り家族の協力を得ています。気がついた人が片付ければよいとしてしまうと、よく気がつく人の負担となり、ストレスになります。生活する上でルールを決めておけば、時間も有効に使えるのではないでしょうか。
では、具体的に片付けのルールとはどのようなことでしょうか。ルールを作ると片付けがとてもスムーズに進みますのでご紹介しましょう。
具体的なルール・工夫
まず、ものの「置き場所」を決めることから始めましょう。ものの置き場所を決めると、片付けるときに迷うことはありません。リビングやキッチンをいつも同じ状態に保つことを目標にして、「使ったら元の場所に戻す」という行動をとれば散らかる事はなくなり、いつも同じ場所に置けば探す必要はなくなります。
ものは「ジャンル分け」をしましょう。日常的によく使用するからと、文房具用品や薬、電池、保険証などを同じ引き出しに入れていませんか。いざ使おうとしたとき、どこにあるのかわからず探すのに時間がかかってしまいます。同じジャンルのものだけを一カ所に集めるようにしましょう。
女性はお化粧が終われば、ヘアブローしたりへアアイロンを使用します。メイク用品とヘア用品を同じ場所に置いておけば同時に片付けることができ、また時間を効率的に使うこともできます。
たまりやすい請求書やDMは、玄関に棚があれば箱を用意してその中に入れるなどして一カ所に置きます。壁にフックを取り付けて鍵をかけるようにすれば、朝の忙しい時間に探すこともなくなります。
02.部屋を片付けられない人の特徴
片付けられない人の特徴
- 物が多い
- もったいなくて捨てられない
- 使ったものを元の場所に戻さない
- 一気に片付けようとする
部屋を片付けられない人は、ものが多い、もったいなくて捨てられない、いつか使うかも知れないとものを溜めこむ、使ったものを元に戻さない、一度に片付けようとするなどの特徴があります。
床にものが転がっていたり、服や本が乱雑に置いてあっても気にしない、掃除をしていなくても気にならないという人もいます。しかし、小さな子供がいる家庭では、衛生面が気になります。ホコリやダニでアレルギーを発症する場合もありますので気をつけないといけません。片付けるということは健康面にもつながります。
03.片付けの基本手順
大抵の人は、片付けをしようと一番先にやることは、収納ケースや収納グッズを買ってしまうことです。片付けには、順番があるのを知っていますか。実は、収納グッズはあとで買うのがベストです。
また現在、使っている収納ケースやグッズの使い勝手に不便さがあるのであれば、この機会に捨てましょう。片付けをした後にぴったりはまる気に入ったものを買いましょう。それでは、片付けの基本手順をみていきましょう。
1.一度物を全て出す
今日、片付けると決めた場所のものは、一度全て出してしまいましょう。どれだけのものがあるのか認識する必要があります。たとえば、食器棚は、棚から食器類を全てテーブルに出して分別し、それが終われば、引き出しの中のものを出すというように、片付けの範囲を区切ることが大切です。
2.必要か不要かで分ける
全て取り出したものは「いるもの」「いらないもの」「迷っているもの」に分類します。あらかじめ箱や袋を用意して、マジックで必要、不要、保留などとわかるように書いて、分類したものが他に混じらないようにしましょう。
1年以上使ってないものは、もう使わないと考えていいでしょう。いつか使うかもしれない、もったいないとためらうかもしれませんが、本当に必要なのか不要かで分けて考え不要なものは処分しましょう。
ただし、思い出のあるものや、大事なもの、今は子供が小さいので使えないものは、保留箱に入れて後から考えましょう。
3.必要なものをさらに分類
必要なものをさらに分類していきます。似たようなタイプのものや、枚数が不揃いのお皿など、なくても大丈夫と思うものは捨てましょう。服や文房具、本などはジャンルごとに分けましょう。また「毎日使うもの」「たまに使うもの」などを使用頻度で分けましょう。
4.収納場所を決める
収納場所には、毎日使うものはギュウギュウに詰め込まず、余裕を持たせて、出し入れしやすく元の位置に戻しやすいことを意識して置きましょう。元の場所にすぐに戻せるように、定位置を決めてしまえば、整理整頓された状態を保ちやすく、管理するのに便利になります。
毎日使うものの収納場所が決まったら、それ以外の場所に使用頻度の低いものを置きましょう。ボックスに入れて収納する場合は、何が入っているのかわからないとまた探すことになるので、ラベルを貼るなどしてわかるようにしておきましょう。あとでボックスを買う時は透明やクリアなものを選べば、中に何が入っているのかわかりやすくなります。
04.片付けの基本ルール
片付けの基本ルールは、前述の通り「全部出す」「必要か不要で分ける」「収納場所へしまう」の3つです。さらに片付け上手になるためには、工夫が必要です。
物に住所を作る
手紙が住所に届くように、ものにも住所を作ります。例えば、洋服というカテゴリの中には、下着、靴下、トップス、パンツというようにアイテムがたくさんあります。一番上の引出しには使用頻度の高い下着を入れ、2番目の引出しには靴下というように、ものの定位置を決めることで、取り出しも片付けも効率的に行うことができます。
「行動」を減らすよう意識する
例
- 高い位置にある棚への収納は取っ手付きの箱を使用して取り出しやすくする
- 洋服やアクセサリーはお店のように見せる収納をすることで選びやすくなる
- かさばる洋服はハンガーに「かける」収納で取り出しやすくする
ものを定位置に決めていなかったり、取り出しにくい位置にあると、ものを探す、選ぶといった行動で時間がかかってしまいます。このような行動を減らすには、高い位置にある棚には、収納取っ手つきの箱を使用し取り出しやすくしたり、洋服やアクセサリーはお店のように見せる収納を試みて選びやすくするなど工夫しましょう。
ネックレスなどはフックを利用してかけるともつれにくくなります。コートやジャケットは帰宅をしたら、すぐハンガーにかけられるように収納スペースをとることで、探す、選ぶといった行動を減らすように意識しましょう。取り出しやすい場所にものがあると生活動線の無駄もなくなります。
生活感のあるものはなるべく隠す
片付けが上手にできると、部屋が広くなりすっきりして、おしゃれな雑貨やファブリックで部屋を演出したくなりますが、アイロンや掃除機、消臭スプレーなどが見える場所にあると生活感がでてしまいます。ものをしまう、隠すことでスッキリした部屋になります。
本当に必要なものだけを持つ
1年以上使用していないものは不要なものと判断して捨てるか、誰かにもらってもらう、リサイクルに出す、フリマアプリに出品するなどして手放しましょう。
本当に必要なもの、気に入ったものだけを持つようにして、ひとつ買ったらひとつ捨てると決めてものを増やさないようにしましょう。また、使わないけれど思い出のあるものを捨てることにためらいがある場合は、写真に撮っておけばいつでも見られるので後悔もないでしょう。
家族にも分かるようラベリングをする
片付けをすると、一時的にきれいになりますが、慣れないうちはものを探しているうちにまた散らかってしまうケースもあります。そんなときのために、ラベリングをすると何が入っているのかがわかるので取り出しやすくなります。また、家族が探しものをする場合も考えてラベリングをしておくことをおすすめします。
ラベリングの効果は、ものがどこにあるかわかりやすいので「使ったら元に戻す」ことが習慣になります。ラベリングは市販されているシールを利用したり自分で作ることもできますので活用しましょう。
05.部屋を片付けるときの注意点
注意点
- 思い出の品や書類は後回し
- 場所を区切って少しずつ片付ける
片付けを始めたら、途中でやめないようにしましょう。途中でやめてしまうと、片付けを始める前よりも、ものが散らかってしまいます。整理していると思い出の品や書類が出てきて、興味を引いてしまいますのでこれらは後回しで保留箱に入れましょう。
一度に複数の場所の片付けをせず、場所を区切って少しずつ片付けましょう。焦りは禁物です。
06.片付け上手な人の基本知識
片付け上手な人は、無理なく守れる家のルールを作り、家族に協力してもらえる人です。家族が同じルールで片付けを行えば、いつもきれいな部屋を保つことができます。そして、家族のものは勝手に捨てない、自己判断で捨てないということが大事です。
どうしても片付けができない場所は、プロに依頼して賢くサービスを利用して負担を減らすなどしています。では、片付け上手な人は具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
家にルール・工夫がある
ルール・工夫の例
- 子どもが毎日使う細かいおもちゃは一つのカゴにまとめる
- 子ども用の物には大きめのラベルを貼る
- 夫や子ども専用の収納スペースを作ることで「自分の居場所」を演出する
子供が小さいとおもちゃで部屋が散らかってしまいますが、人気のお片付けプレイマットの上で遊ばせるようにすれば、細かいおもちゃがあってもしまうときは紐を絞ればいいだけです。収納はフックにかけることもできますし、見せたくない場合、収納場所を決めて置くだけです。
お片付けマットのメリットは「取り出しやすさ」と「片付けやすさ」です。市販のものもありますが、自分で作ることもできます。また、子供用のものには大きめのラベルを貼るなど、子供が見てもわかるようにしておきます。
また、夫が帰宅したら一時的に荷物を置くスペースや上着をすぐかけられるようにするなどの工夫をしましょう。ソファや椅子に服を置く習慣がある人は要注意です。そのまま放置ということになりかねないので、夫専用のスペースを作ることも大事です。上着やコートなどはすぐかければシワになりません。快適な毎日を送るためには、お互いでルールを決め、ちょっとした工夫が必要です。
必要に応じてプロに依頼する
全て自分一人で片付けをするには難しい場所もあります。小さい子供がいる家庭では、時間がなくて収納の収拾がつかなくなってしまったお母さんもいるでしょう。そんな時は、プロの手を借りることをおすすめします。目の前で、プロの片付けのノウハウを見たり聞いたりでき、片付けの極意を学ぶこともできて、知識を増やせます。
おすすめのプロはウチノコトサービス
サービス名 | ウチノコトサービス |
片付けスタッフ | 経験豊富な片付けのプロ |
片付けの質 | 住宅メーカーならではのきめ細やかな片付けサービスとアドバイス |
地域 | 全国 |
評価 | ★★★★★ |
電話番号 | 0120-418-330(受付 9-18時 年末年始を除く) |
公式HP | https://www.misawa.co.jp/reform/uchinokoto/ |
ハウスメーカーで有名なミサワホームが紹介する「片付け・お手伝いサービス」を利用すれば、家の中のゴチャゴチャがすっきりと解決します。
プロのノウハウで整理しますので、整理整頓ができています。ものの使用頻度を考慮して「よく使う」「たまに使う」「保管」に分別し、行動動線を見極め、ものをしまったり、取り出しやすくするなど後の作業を想定しながら整理をします。区別、整理することで探しやすくし、アイテムごと、使用場所ごと目的別にまとめます。
これによって生まれる効果は、「経済的効果」です。整理することで、同じ物を買わない予防策として節約できます。またものを探す手間が省ける「時間的効果」もあります。そして、ストレスにもなる、どこに何があるのかわからないイライラから解放される「精神的効果」もありますので、片付けに悩んでいるならプロに任せて家のリセットをしてみませんか。
利用の流れ
利用するには、まずフリーダイヤルで申し込みます。AM9:00~PM18:00まで対応しています。(年末年始を除く)ミサワホームの提携するサービス会社のスタッフから作業内容の打ち合わせや事前準備の連絡が入ります。日程が決まれば、当日は打ち合わせ内容を実施します。サービスが終了したら作業費が請求されますので、支払をして完了です。不明点はどんどん事前に質問しましょう。
キャンセル料金について
万が一、何かの事情でキャンセルをしないといけない場合は、作業日の前日の17時までに連絡をすればキャンセル可能です。この場合、キャンセル料は発生しませんので安心です。
ただし、17時以降のキャンセルについては、スタッフの手配や準備が終わっているのでキャンセル料として作業料金全額を支払う必要があるので注意しましょう。
きれいな状態を保てる仕掛けを作っている
例
- 子どもが片付け・取り出す物は低い位置に収納する
- 夫が帰宅後に着替えてすぐ洗濯物を入れることができる位置にカゴを置く
- 自分や家族が毎日使用するバッグは玄関に「かけるだけ」
片付け上手な人は、家族目線で収納しています。子供が片付けたり、取り出すものは子供の身長に合わせて低い位置に収納しています。夫が帰宅後、脱いだ服をベッドの上やソファに置かないように、着替えてすぐ洗濯物を入れることができる位置にカゴを置くなどしておくと、あとで洗濯機に持って行くだけで楽です。
自分や家族が毎日使用するバッグは、玄関にフックツールを設置すればかけるだけですし、朝の支度に慌てないで済みます。おしゃれなフックツールも販売されているのでインテリアとしても使えるものを探してみましょう。
きれいな状態を保つためには、使ったら元に戻すは基本ですが、あとで戻すから、あとでやればいいからと後回しにしていると次第にものが散乱し散らかってしまいます。そんなことになる前に、創意工夫をしてきれいな部屋をキープできるように片付け上手な人は、仕掛けを作っています。
07.部屋の片付けは基本ルールに従って行おう!
部屋の片付けは基本ルールに従えば難しいことではありません。休日に全部やってしまおうと思わないで、今日はここの場所だけ片付ける、何時までに片付けると目標を立てましょう。カレンダーなどに片付けをするスケジュール書き、終わったら消すというようにすれば達成感が出て、次の片付けが楽しくなります。
家の中がすっきり片付いていると、心の中もすっきりし、散らかっていると元に戻そうとするので、自然と片付けの習慣がついてくるでしょう。家の中がきれいだと、いきなりの来客でも慌てることなく応対でき、友達を呼んでホームパーティをすることもできます。家がきれいだと褒めてもらえたら、嬉しいのできれいな状態を維持しようとするでしょう。普段からきれいにしていたら、年末にまとめて大掃除することはなく、年末はゆっくり過ごすことができるのではないでしょうか。今日からでも少しずつ基本ルールに従って片付けを始めてみませんか。
片付けお手伝いサービス
片付け梱包サービス
荷物の数が不安な方も安心プランです。
ダンボール20箱まで 作業目安2時間/2名 | ¥89,100円(税込) |
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ダンボール40箱まで 作業目安3時間/2名 | ¥106,380円(税込) |
※ダンボールが40箱超える場合は、別途見積提示します。
※ダンボールSまたはMサイズに梱包します。Sサイズ(重いもの):346×346×339/Mサイズ(軽いもの):496×346×346(単位mm)
※リフォームのためのダンボール仮置きは作業の同一フロアのみです。他フロアへの移動や保管が発生する場合は、別途見積提示します。
※ダンボールの仕様は予告なく変更する場合がございます。(詳細は提携会社スタッフにご確認ください)
オプションサービス荷解き収納サービス
リフォームのために梱包した荷物を解梱し、取り出しやすいように整理しながら収納します。
片付け梱包サービスのセットでのご利用となります。
ダンボール20箱まで 作業目安2時間/2名 | ¥52,380円(税込) |
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ダンボール40箱まで 作業目安3時間/2名 | ¥63,180円(税込) |
※荷解き収納サービスで指定のスペースに納まらない場合は、優先順位をつけて対応させていただきます。
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一時的な家具の移動や、ご希望の場所への設置をいたします。
片付け梱包サービス、荷解き収納サービスとのセットでのご利用がおすすめです。
家具(ソファ・食器棚など) 4点まで1回につき 作業者/2名 |
¥32,400円(税込) |
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※貴重品などの取扱いは控えさせていただきますので、事前にご移動お願いいたします。
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※ご不明点は、スタッフよりご案内させていただきます。
※実際のサービスは、ミサワホーム(株)の提携会社のスタッフがお伺いいたします。