ミサワホームは、1967年の創立以来、「住まいを通じて生涯のおつきあい」の精神のもと、木質パネル接着工法をはじめとする独自の構法と、先進的な技術開発により、世界初のゼロ・エネルギー住宅の開発、南極昭和基地の建設、JAXAとの月面居住開発研究など、常に時代を切り拓くパイオニア精神で、日本の住まいづくりの歴史とともに歩んでまいりました。
1990年に業界初の「環境宣言」を公表し、その取り組みは高く評価され1999年には「地球環境大賞」を受賞いたしました。デザインの分野では業界唯一の連続受賞となるグッドデザイン賞において、1996年にGENIUS「蔵のある家」が住宅業界初のグッドデザイン賞グランプリを受賞、2020年には「南極移動基地ユニット」がグッドデザイン・ベスト100に選定されるなど高い評価を受けています。
私たちを取り巻く環境に目を向けると、カーボンニュートラルの達成、激甚化する自然災害への対応は、その取り組みをさらに加速することを求められています。新型コロナウイルス感染症は人々の価値観に大きな変化をもたらしました。国内においては人生100年時代を迎え、多様なライフスタイルや価値観に対応し、誰もが健康で安心して暮らせる豊かな社会の実現に向けた取り組みが必要です。
これまで住まいづくりで培ってきた様々な知見を活かし、事業ポートフォリオの多様化・多層化を推進してまいります。「新築事業」や「ストック事業」、「海外事業」に加え、地域の豊かさ賑わいを追求した「まちづくり事業」、「ウエルネス事業」など、各領域への社会課題解決に新たなソリューションを展開し次の成長を目指します。
よりよい未来を次世代につなぐため、これからも先進技術の開発、豊かな生活提案と共にサステナブルな循環型社会の実現に向けた取り組みを続けてまいります。
これからのミサワホームにご期待ください。
2022年6月