阪神・淡路大震災により甚大な被害を受けたJR新長田駅南地区再開発区域内において、神戸市は市街地の復興に向け、防災公園等を中心とした防災拠点の構築や良質な住宅の供給、地域の活性化、都市機能の整備などの再開発事業を進めてきました。この再開発事業における最後の住宅事業として、ASMACI神戸新長田を開発しました。ASMACI神戸新長田は、住宅と医療により、地域の人々のつながりと健康への意識を育む新たなランドマークを目指します。
BCP対策も踏まえて2階に外来や⼿術室を配置。1階にリハビリテーション室を設け、建物北側の敷地内にあるオーバルパーク(広場)と隣接させることで、歩⾏訓練などのリハビリでも利⽤ができるように計画しました。
マンションと複合になっている強みを活かし、地域との交流も育みながら⼈々の健康を⽀える機能も果たしています。
「ASMACI 神⼾新⻑⽥」は、地域の医療ニーズを踏まえて回復期リハビリテーション・地域包括ケア・医療療養の142 床を備える「荻原記念病院」と「ファインレジデンス神⼾新⻑⽥」の複合施設です。同病院は、⼀輝会が市内で経営する2 つの病院を再編・統合したもので、⻑年にわたり地域医療を⽀えてきた病院が、例としてインターフォンを利⽤して情報配信するなど、かかりつけ医のようにマンション⼊居者のヘルスケアをサポートします。 「ASMACI 神⼾新⻑⽥」では、⼊居者に対して、こうした「ヘルスケアサポート」に加え、⼩児科・産婦⼈科・婦⼈科に特化した「オンライン医療相談サポート」、住⺠交流や⼦育て、防災などのイベントを開催する「コミュニティサポート」、⽇々の健康づくりを⽀える「エクササイズサポート」を⽤意。これらのウェルネスサポートによって、あらゆる世代が豊かで健康に過ごすことができるよう総合的に支援体制を提供します。
ファインレジデンス神戸新長田は、6階から14階部分に住戸を備えた80戸の分譲マンションです。下階に病院があることで、最下層は6階から始まり、南には海が望め、複合ならではの快適な住環境を実現しました。専有部は、子育てファミリー層はもちろん、シニア層含め幅広い世代に向けたプランバリエーションとしました。建物としては、エントランスや宅配ボックスの開錠、エレベーター操作など、建物⼊り⼝から各住⼾までの共⽤設備を⾮接触仕様にしたほか、建物6階に設けたマンション⼊居者専⽤のオーナーズラウンジは、洗練されたインテリアデザインとし、Wi-Fi環境を整えテレワークに対応したリモートブースを設置。また、住⼾についても、全タイプに在宅ワークができるマルチスペースを設けたプランを⽤意するなど、ニューノーマルの暮らしをより安全安⼼で豊かにする提案をしています。
開発まちづくり事業にご興味、ご関心のある方
資料請求・ご質問・