構造・工法:
木質系パネル
用途:
住宅

コンセプト

要望を一つ一つ紐解き、四季折々に見せる大自然の表情を日々の暮らしの中に折込む提案

建築概要

田園風景の先に大雪山系最高峰「旭岳」が鎮座するロケーションである。
ファサードは異なるボリュームの矩形を配置し、テーマである大雪山の山稜をイメージし構成。 住空間ではそれぞれの場面での想い出と四季がリンクするようにリビング・ダイニング・キッチン という家族が集う空間からのロケーションを重視。北海道の気象条件を考え、ビルトインガレージからの動線に配置しつつ、生活感を感じさせない構成とする。 「蔵のある家」ならではのスキップフロアを用いて構成にリズムを与えると同時にプラベート空間とのグラデーションを持たせた。 インテリアは可能な限り自社の家具にてデザインし、重厚感を加えるため、自然素材やタイルなどをエッセンスとして加えた。 神々の戯る山稜は住まう家族の幸せを見守り、ここから生まれる物語は四季の移ろいとともにいつまでも鮮やかに協奏されることであろう。

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