2004年に耐震診断を実施し、地震力を吸収するミサワホームイングの制震装置「MGEO-R」に関心を寄せられていたK様。建築基準法の改正を受けて、昨年あらためて耐震計算、改修計画を練り上げて耐震工事をスタートしました。建物の規模からMGEO-Rは4基設置。外壁を塗装し直すことを考慮して、補強箇所が目立たないように配慮しています。たとえばMGEO-Rの足下の補強金物を室内側に取り付けたのも、外壁に凹凸を出さない工夫の一つ。床、壁、天井の断熱材は入れ替え、サッシには真空ガラスを取り付けるなど、耐震性を高めるだけでなく、室内環境の向上も図っています。 リビングの壁に取り付けたMGEO-R。1、2階ともに耐震補強工事を行っている。

室内側。MGEO-R足下の真新しいコンクリートは基礎補強部。外壁に凹凸が出るのを避けるため、基礎補強は内側より施工し、補強金物も室内側に取り付けた。

MGEO-Rは壁の中に設置するので工事後はまったく見えない。その補修がしやすいように、外壁の解体は最小限かつ丁寧に取り行っている。
リフォームデータ
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建物種別
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一戸建
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お施主さま
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東京都 K様
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築年数
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築19年
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工事費用
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200万円
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