プロに任せた場合の費用・概要まで徹底解説

掃除と片付けの
違いとは

炊事や洗濯に比べると、「掃除」は後回しにしてしまいがちな家事のひとつ。あとでやろう、あとでやろうと思っているうちに、どこから手を付けていいのかわからない状況になっていることも。まず自分の家がどう「汚い」のか、その原因を分析し、少しずつきれいにするプロセスをご紹介します。

01.あなたは何のために掃除・片付けをしますか?

掃除をする目的

「どうして掃除をするのか」と聞かれて、「部屋がきれいだとすっきりするから」や「掃除が好きだから」と答える人もいれば、「やらないといけない気がするから」と後ろ向きな回答をする人も多いようです。学校などで「自分で使ったものはきれいにする」と教わったためなのか、なんとなく掃除を「義務」ととらえ、ストレスに感じている人は少なくありません。

日頃から部屋をきれいに保てればいいのですが、何かモチベーションがないとなかなか難しいもの。片付いていたほうが暮らしやすいのは頭では理解できていても、いざ片づけようとしてもどこから手を付けていいのかわらかず、結局そのままという経験がある人もいるのではないでしょうか。そんな方は、まず「きれいな状態を保つ目的」、「メリット」を考えてみましょう。理想の形が想像できれば、自然とやる気スイッチが入ります。

02.掃除と片付けの違い

「部屋が汚い」とひと口に言っても、その原因はふたつに分かれます。まずは「部屋が汚れている」状態。ホコリや手垢、ごみが落ちているなど、部屋に汚れがついている状態です。照明カバーのホコリ、サッシやレールのごみ、食べかすなど、ひとつひとつは日常の中になじんでしまっていて気づきにくいですが、重なり合って「なんとなく汚い」を形成しています。

そしてもうひとつは、「部屋が片付いていない」こと。物があるべき場所にしまわれていない、物が多く収納に収まっていないなど、「物が散乱している」状態を指します。洗濯物が山積みになっている、物が本来使うべき場所にしまわれていない。これは物の定位置を決め、ルール通りに収納する「片づけ」によって解決できます。自分の家に当てはまるのはどちらなのか、それとも両方なのか。まずはなぜ汚いのかを分析してみましょう。

掃除とは「汚れを取り除く」こと

掃除の例

ひとつ目の「掃除」は簡単に言えば「汚れを落とすこと」です。掃除の基本は上から下へ。ハタキ等でかけてホコリを払い、掃除機でごみを吸い、水拭きをすることで全体の汚れを落とし、それでも取れない汚れは洗剤の力をかりて除去します。

場所や材質によって、使用する道具や洗剤には注意してください。汚れを取ろうと磨いたらキズをつけてしまった、なんてこともありえます。まずは床や窓、鏡など大きくてよく目につく場所を掃除すると、達成感が大きいのでやる気がぐんぐん湧いてきます。

片付けは「捨てる・整理する」こと

片付けの例

物が散乱している人の多くは、物を捨てる優先順位がつけられなかったり、すべてが大事だと思っていて判断を先延ばしにして「後でやれば良い」と考えている可能性が高いです。そこで、まずは整理収納の基本原則を知りましょう。

物には人によって継続してストレスなく管理できる適正量があります。まずは自分の適正量を設定し、その後は動線に沿って物の「定位置」を決めます。その際、使用するタイミングや頻度で物をグルーピングしましょう。そうすることで、物を探したり片付けたりする時間を短縮することができます。

「自分の適正量を超えてしまっているけれど、なかなか捨てられない」という人は、思い出の品を写真に納めて捨てる・フリマアプリで販売するなど、捨てることに対する心理的ハードルを下げるよう対策しましょう。

それでも悩んでしまうときは、「直近で最後に使用したのはいつか」「捨てて困る理由」を徹底的に考えましょう。

03.掃除・片付けをする3つのメリット

極論、部屋が汚れていても、散らかっていても、生活はできます。しかし、家をきれいに保ち、片づけを行うことは「面倒」を上回るたくさんのメリットがあります。普段生活をしていて、なんとなく不便に感じていることや、小さなイライラも、掃除や片づけによって解消できる可能性は十分にあります。

1.経済的効果が上がり節約に繋がる

ないと思って買ってきたら、意外な場所から買い置きの物が出てくる、というのは消耗品によくあるパターンです。家のどこかにあるのに、なくしたと思ってわざわざ買い足すのははっきり言って無駄な出費になりますし、場所も取ります。物の整理がされていると、何があって何がないのかが視覚化されるので、余計な買い物が減り節約に繋がります。

2.時間的効果が上がり手間が省ける

物が散乱していると、いざ使いたいときに探す手間が生まれ、時間の無駄になります。たとえば「はさみはこの引き出しの中」と、しまう場所を決めておけば、すぐに取り出せて手間も時間も省けるのです。

3.精神的効果が上がりストレスが軽減

「あれはどこに置いたかな?」と「ここにあるはずなのにない!」といちいち部屋を探し回るのはストレスのもと。あちこちをひっくり返すうちに、見つかった時には部屋が荒れ放題、なんてことにもなりかねません。

また、よく目につく箇所が汚れていると、見るたびに「汚れているな」と感じ、これも積み重なって大きなストレスになります。部屋がきれいに保たれていると気分もすっきりしますし、リラックスして過ごすことができます。

04.掃除・片付けをする方法は2つ

項目 個人 プロ
メリット 低コストで特に気になる箇所を 重点的に掃除、片付けられる 定期プランを利用すると長期・安定的にきれいな状態を保つことができ、専門的な知識を元に頑固な汚れも落とせる
デメリット 手間がかかり、専門的な知識がなく頑固な汚れを落とせないことがある 費用がかかる
こんな人に
オススメ!
お金をかけずに毎日こまめに掃除・片付けをしたい人 引っ越しやリフォーム前、または頑固な汚れを発見し大規模な掃除・片付けをする必要がある人

掃除や片づけをするメリットは大きいですが、とはいえいざ取り掛かろうとするとかなりの労力がかかります。進め方としては、自力でお金を掛けずにコツコツ進めるか、プロにお金を払って一気に終わらせるかが考えられます。

最近では、「エアコンクリーニング」を実施する家庭が増え、「自分で掃除する」から「プロに頼む」傾向が強まっています。

1.個人で片付ける

自分で行うときは一気にやろうとせず、一日一か所、例えば「今日は机を片付ける」など、小さな目標を立てて少しずつ進めるのがおすすめです。時間はかかりますが、ローテーションを組むことで負荷をかけずに維持することができます。少しずつ収納小物をそろえたり、より使いやすくグレードアップを図ったりと、無理なく自身の生活を「整える」感覚で行うのがよいでしょう。

掃除・片付けの進め方

進め方

学校の掃除のように、ある程度ルール作りをすると習慣化しやすく、続けやすいようです。まずは場所ごとに「どこまできれいにするか」のゴールを決めましょう。はじめから完璧にすると続かないので、まずは「この場所で使うものはこのカゴに入れておく」くらいの目標で大丈夫です。

次に一度に掃除・片づけをする範囲を決めます。例えば曜日ごとに「月曜日はキッチンの、ガス台周りを掃除する」など、細かく決めておくとよいでしょう。余裕があったら他の場所も掃除する、くらいの気持ちでいるとストレスになりにくいです。

ある程度感覚がつかめてきたら、適切な用具を集めましょう。特に掃除道具は使いやすいものがあるとモチベーションがアップします。収納道具を購入するときはきちんとサイズを測り、ぴったり収まるものを選びましょう。

掃除の進め方

片づけは成果が目に見えやすいですが、こびりついた汚れなどがあると、掃除のモチベーションはなかなか上がりません。特に長く放置してきた場所は、いくら磨いても汚れが落ちず、やる気も減退していきます。

そういう時は、一度専門のハウスクリーニング会社に依頼してきれいな状態に戻してもらうのをおすすめします。ハウスクリーニングは、場所・汚れに合わせた最適な道具と洗剤を使用して清掃してくれるので、自分ではどうしようもない汚れもきれいに落としてくれます。きれいになればそれを保とうと思えるので、思い切ってリセットしてもらうのもいいでしょう。

片付けの実践例とコツ

項目 準備するもの やり方
しまう 結束バンド
アクリルケース
コード類は結束バンドでまとめ、リモコンなどの小物はアクリルケースに収納
吊るす 突っ張り棒
ハンガー
ボックス
押し入れやクローゼットに突っ張り棒を設置し、洋服をかける。また、その下にはボックスを置き小物を収納
隠す ミニカーテン
突っ張り棒
ペットボトルカバー
テレビ台の下を収納スペースにして、ミニカーテンで目隠し。さらに、トイレの消臭スプレーや洗剤はペットボトルカバーで目隠し

「片づけ」にもさまざまな手法があります。使用頻度が高いものや、ばらばらになりやすいものはケースなどにまとめるとよいでしょう。コード類は縛るよりも結束バンドなどでまとめ、ばらけないようにします。つい適当な場所に置いてしまうテレビやエアコンのリモコンは、専用のケースを用意してそこに戻すクセをつけましょう。

押し入れや洗面台の下など、高さのある場所は吊るし収納がおすすめです。上部に突っ張り棒を設置して洋服やスプレーなどひっかけられるものを下げ、下部のスペースにはボックスを配置します。扉のない場所などは、ここに突っ張り棒でカーテンをかけて目隠ししたり、紙やカバーを張って生活感を薄めるとおしゃれになります。

2.プロに依頼する

自分で掃除をすることのメリットは、好きなタイミング・低コストで実現できることです。ただ、ここまでに紹介したような掃除・片付けに関するルールやノウハウがない場合、一から全て自分で行うとどうしても時間がかかってしまいます。また、完全に手が行き届かせることも難しいでしょう。そこで、プロに依頼し、経験に基づいた理にかなった掃除・片付けを行い、維持しやすい環境を作ってもらいましょう。

依頼するプロの選ぶときのポイント

選ぶときのポイント

優先すべきなのは「自分の要望を実現してくれるかどうか」です。プロにハウスクリーニングを依頼する背景には、「家族の生活環境を整えてあげたい」「引っ越しを控えているため、最後に綺麗にしておきたい」など、掃除をした結果に得られる自分の要望・ゴールがあるはずです。その要望を実現できる掃除プランを提供してくれるプロかどうかをきちんと見極めましょう。

おすすめNo.1はウチノコトサービス

サービス名 ウチノコトサービス
片付けスタッフ 経験豊富な片付けのプロ
片付けの質 住宅メーカーならではのきめ細やかな片付けサービスとアドバイス
地域 全国
評価 ★★★★★
電話番号 0120-418-330(受付 9-18時 年末年始を除く)
公式HP https://www.misawa.co.jp/reform/uchinokoto/

家づくりをしてきたハウスメーカーならではの視点と経験から、人気、満足度ともに高い評価を得ているのがミサワホームの「ウチノコトサービス」です。場所ごとの掃除方法に精通し、人の動線を考えた収納術の知識も豊富で、「住む人」を考えたサービスを提供してくれます。経験と技術を兼ね備えたスタッフが、利用者の要望や不安に寄り添い、利用後のことも考えたサポートを実施。ただの「清掃業者」以上のサービスを受けることができます。

サービス概要

主なサービスは「ハウスクリーニング」ですが、要望に合わせて掃除を依頼することができます。「ライフサポート事業」の名前の通り、住む人や家に合わせた掃除方法や、片づけに関する悩みにぴったり合ったサービスを提案してくれます。

お片付け

家の中には約1万点もの「モノ」があるといわれています。ものがあふれかえってしまっていて、どこから手を付ければいいのかわからない、リフォームや引っ越しを機にきちんと仕分けをしたいという方におすすめなのが「片付けお手伝いサービス」。

05.掃除・片付けに関するよくあるQ&A

片づけなきゃ、掃除をしなきゃと悶々とするくらいなら、思い切ってプロを利用するというのは、精神的にも有効な手段です。しかし、やはり気持ち的にハードルが高いことでもあります。ウチノコトサービスの方に、利用者からよく寄せられる疑問や不安についてお答えいただきました。

Q.一人暮らしでプロに依頼するのは過度でしょうか?

過度ではありません。一人暮らしの場合でも、プロに依頼する方が綺麗に仕上がり、さらに短時間で仕上げることができます。

Q.ウチノコトサービスと他のプロの明確な違いは?

浴室やレンジフードの掃除なども、追加の料金を頂かずに、基本価格でご提供させていただける点です。

Q.汚れの程度によっては追加料金が発生しますか?

例え頑固な汚れであっても、汚れの度合いによって追加の料金を頂くことはありませんのでご安心ください。

06.掃除嫌いなのはメリットを知らないだけ!

散らかった部屋のほうが落ち着く、きれいな部屋は維持するのが面倒と、掃除や片づけをやらない人は一定数います。気持ちはわからないでもないのですが、それは片付いた部屋の便利さを知らないともいえます。何かを使おうとしたとき、それがなかなか見つからず時間を無駄にしたことはありませんか?

部屋をきれいに保つことで、こうしたイライラを削減し、心穏やかに生活を送ることができるのです。掃除や片づけは、成果が目に見えるので達成感を得やすいという意味でも心のリフレッシュにつながります。まずは手近なところから少しずつ初めて、ゆっくり習慣化してみるのはいかがでしょうか。

重要ポイント

ウチノコトサービス

片付けお手伝いサービス

片付け梱包サービス

荷物の数が不安な方も安心プランです。

ダンボール20箱まで 作業目安2時間/2名 ¥89,100円(税込)
ダンボール40箱まで 作業目安3時間/2名 ¥106,380円(税込)

※ダンボールが40箱超える場合は、別途見積提示します。
※ダンボールSまたはMサイズに梱包します。Sサイズ(重いもの):346×346×339/Mサイズ(軽いもの):496×346×346(単位mm)
※リフォームのためのダンボール仮置きは作業の同一フロアのみです。他フロアへの移動や保管が発生する場合は、別途見積提示します。
※ダンボールの仕様は予告なく変更する場合がございます。(詳細は提携会社スタッフにご確認ください)

オプションサービス荷解き収納サービス

リフォームのために梱包した荷物を解梱し、取り出しやすいように整理しながら収納します。
片付け梱包サービスのセットでのご利用となります。

ダンボール20箱まで 作業目安2時間/2名 ¥52,380円(税込)
ダンボール40箱まで 作業目安3時間/2名 ¥63,180円(税込)

※荷解き収納サービスで指定のスペースに納まらない場合は、優先順位をつけて対応させていただきます。

オプションサービス家具移動サービス

一時的な家具の移動や、ご希望の場所への設置をいたします。
片付け梱包サービス、荷解き収納サービスとのセットでのご利用がおすすめです。

家具(ソファ・食器棚など)
4点まで1回につき 作業者/2名
¥32,400円(税込)

※家具移動(ソファ・食器棚など)サービスは同敷地内で4点までの2名作業です。(梱包及び荷解き収納サービスと同時提供できない場合は別途派遣対応いたします)
※大型金庫、ピアノ、仏壇など対応をお断りするアイテムもございます。

ご注文の流れ
お申込み
まずは下記申し込みボタンよりお申し込みください。
サービス案内
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サービス提供
お打ち合わせ内容に従って各種サービスを実施いたします。
お支払い
サービス完了後、ご請求にて精算させていただきます。
注意事項

※お支払いについては提携会社より、別途ご案内いたします。
※貴重品などの取扱いは控えさせていただきますので、事前にご移動お願いいたします。
※エリアによってはサービスの提供ができない場合がございます。
※ご不明点は、スタッフよりご案内させていただきます。
※実際のサービスは、ミサワホーム(株)の提携会社のスタッフがお伺いいたします。

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