エアコン掃除は自分でも出来るの?ポイントを解説!

いざエアコンを使ってみるとなぜか臭い、効きが悪い、ということもあるでしょう。「修理にも時間がかかってしまい肝心な時に使えない!」というトラブルを避けるためにも、エアコンのクリーニングは定期的に必要です。その方法や手順をご紹介します。

01.エアコンの臭いやカビの原因は?

エアコンの臭いやカビは、何が原因で生じてしまうのでしょうか。こちらでは、エアコンにカビが発生する原因や確認方法について解説します。

カビが発生する理由

エアコンに臭いが生じるのは、カビが原因です。カビは、エアコンの内部の結露が原因で発生します。

なぜ結露は発生してしまうのでしょうか。その理由は、温度差にあります。

夏場に冷房を使用した場合、エアコンは部屋の暖かい空気を吸収しつつ、冷気を吹き出します。その際、室内の空気とエアコンが吹き出している空気には、温度差が生じていることになります。

結果的に、温度差によって結露が発生し、カビが出発生してしまうのです。エアコンを使っている時に臭いを感じた場合には、すでにエアコン内部にカビが発生している状態と考えられます。

カビのほとんどは、20度~30度くらいの温度を好むと言われています。この温度が保たれている環境だと、凄まじい勢いで繁殖してしまうのです。さらにカビの多くは、5度~30度前半くらいの温度であれば、生存し続けると言われています。

また、カビが生じる原因は温度だけではありません。

湿度もカビが生じる原因となるので、注意が必要です。カビは、湿度60%以上の環境を好むことが多いと言われています。

家はほとんどの場合、30~80%ほどの湿度であることが多いので、カビが繁殖しやすい環境です。カビは、ホコリや水分・食品・ゴミ・空気などを栄養源としています。

掃除を怠っていると、これらの栄養源がエアコンの内部に蓄積されていくため気をつけましょう。

発生したカビを放置するとどうなる?

エアコン内部に発生したカビを放置すると、風の流れに乗って部屋中にカビ菌を蔓延していくことになります。カビを吸い込み続けると、アレルギー症状などの不調の原因となる可能性が高まるので注意しましょう。

放置をすればするほど、不調になる可能性は高まるとされています。特に免疫力の低い子供は、大人よりもカビの影響を受けやすいと言われていますので、カビの除去はなるべく早く行った方が良いでしょう。

また、エアコンのフィルターがカビやホコリで詰まった状態だと、エアコンの風量が損なわれてしまい、電力を多く消耗する原因にもなります。風力が弱くなるだけでなくエアコン本体への負担も大きくなるため、故障の原因になってくる場合もあるでしょう。

エアコンに発生するカビの確認方法

まずはご自宅にあるエアコンにカビが発生しているかどうか、こまめに確認してみましょう。確認の方法は、とても簡単です。

エアコンの電源を入れて、送風口を覗き込みます。黒い点々が見えた場合は、それがカビですので、早めの掃除がおすすめです。

暗くてよく見えない場合は、ライトで照らすと中までよく見えます。

02.エアコン掃除の方法

エアコンをご自分で掃除する場合は、道具をきちんと用意しましょう。ここでは、エアコン掃除に必要な道具・クリーニング手順・お掃除の頻度などを紹介します。

エアコン掃除に必要なもの

自分でエアコン掃除をする際は、以下の道具を用意しましょう。

これらの道具があれば、自分でエアコン掃除をすることが可能です。家庭内にあるものばかりなので、準備をしてエアコン掃除をしてみましょう。

エアコンのクリーニング手順

エアコンのクリーニング手順は、主に以下の通りです。

1.コンセントを抜く

作業を行う前に、必ずコンセントを抜いておきましょう。掃除の際に洗浄液を使用するため、コンセントが抜かれていないと感電する恐れがあります。

2.フィルターを外す

エアコンパネルの両端にある「ロック解除ボタン」を押して、パネルを上げてください。次につまみを持ちながら、フィルターを引き出します。

3.フィルターの表面から掃除機をかける

汚れを吸引する際は、表面から行うようにしましょう。ほとんどのホコリは、フィルターの表側に付いています。

裏側から掃除機で吸ってしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まる可能性があるのでおすすめできません。

4.フィルターの裏側から水を流す

掃除機をかけた時とは反対に、フィルターの裏側から水を流しましょう。表面よりも、裏側から水をかけた方がスムーズに汚れが押し流されます。

5.フィルターの汚れを歯ブラシなどでこする

油汚れやタバコのヤニでべたついている場合は、重曹を溶かしたぬるま湯につけておくと良いです。また、中性洗剤と歯ブラシを使ってこすり洗いするのもおすすめです。

こすり洗いする際は、なるべく優しくこするようにしましょう。

6.フィルターの水気をふき取り乾燥させる

清潔なタオルを使って、水気を取りましょう。タオルでふき取った後は、完璧に乾くまで陰干ししておくと良いです。

7.お掃除棒で吹き出し口や枠の汚れを取り除く

お掃除棒があれば、より効率よく掃除ができます。キッチンペーパーを割りばしに巻きつけ、輪ゴムで止めるだけでお掃除棒は用意できますので、ぜひ作ってみてください。

お掃除棒が用意できたら、水分を棒に含ませて固く絞ってください。絞れたら、吹き出し口や枠の汚れを掃除します。

室内機の外側は、お掃除棒ではなく雑巾で拭き取れる範囲を掃除してください。

8.熱交換器の表面を掃除機で吸う

熱交換器とは、冷却フィンのことを言います。

フィルターの奥にある金属部分のことで、表面にホコリが付着しやすいので、掃除機でホコリを吸い取ってください。曲がりやすいので、奥まで無理やり掃除する必要はありません。

掃除機ではなく、家庭用の高圧洗浄機を使って汚れを落とすことも可能です。しかし、養生などをする必要があるため、高圧洗浄機を使った掃除は誰でも挑戦できるものではないでしょう。

また、市販のエアコン内部クリーナーを使って、掃除する方法もあります。エアコン内部クリーナーの使い方を誤ると、故障の原因となるので使用の際は注意が必要です。

9.フィルターとコンセントを元に戻す

一連の流れで掃除ができた後は、フィルターとコンセントを元の位置に戻しましょう。

エアコンのお掃除頻度は?

エアコンのお掃除する頻度は、使用頻度や使用環境によって変わるものです。一般的には、1年から2年の間に、1回を目安にお掃除をするのが良いと言われています。

夏・冬に1日中エアコンを使用する方の場合は、最低でも1年に1回はクリーニングを行った方が良いでしょう。掃除をするおすすめのタイミングは、「使用頻度が高まる直前」です。季節でいえば、春や秋の終わり頃とされています。

エアコンフィルターは、毎月2回を目安に掃除するのがおすすめです。フィルターは、その他の箇所に比べるとカビやホコリが溜まりやすいため、掃除する頻度が高めとなってしまいます。

お掃除機能が付いているエアコンの場合は、2年に1回を目安に掃除を行うと良いでしょう。近年では、お掃除機能付きのエアコンの需要が高まっているので、自分が使用しているエアコンがどちらなのかまずは確かめてみましょう。

一見、お掃除機能付きのエアコンであれば、掃除は不要のように感じるかもしれません。しかし、お掃除機能といっても、ほとんどはフィルター掃除のみの機能です。

ファンやダストボックスに関しては、掃除を必要とする場合がありますので、定期的なクリーニングが重要です。

03.エアコン掃除はプロの手を借りるのもおすすめです

自分で行っても綺麗ならない場合、しばらく掃除をしていない場合など、とことんエアコンを綺麗にしたいのであれば、プロに依頼するのがおすすめです。こちらでは、プロにエアコン掃除を依頼するメリットを紹介します。

エアコン掃除をプロに頼むメリット

エアコン掃除のプロに掃除を頼んだ場合、以下のようなメリットがあります。

エアコンの内部まで掃除してくれる

ご自分で掃除をした場合、エアコンの内部まではなかなか綺麗にできません。しかし、プロであれば、高圧洗浄機などの専門の道具を用いて、隅々まで汚れを落としてくれます。

故障の可能性が低い

エアコンの掃除は、注意して行わないと故障させてしまう恐れがあります。プロは経験が豊富ですので、部品を衝撃で壊したり、水や薬剤を基盤にかけたりといったミスを起こす可能性は低いです。

故障するリスクを最小限に抑えたいのであれば、プロに任せた方が安心できるでしょう。

手間がかからない

エアコンは壁の上部にあるため、掃除の際は手を上げたまま行うことになります。その状態で掃除を行うことは、それなりの負担を強いることになります。しかし、プロに任せた場合は、ご自分の手間を省けるのでとても楽です。

さらに業者によっては、専用の薬品を使ってコーティングをかけてくれることがあります。コーティングされれば、エアコンにカビが生じにくくなるので安心です。手間なく仕上げを完璧に仕上げてくれるのがプロであり、なかなかご自分でそのレベルまで行うのは難しいものです。

クリーニング業者を利用しよう

クリーニング業者を利用した場合、プロの技術と専用機材を用いてエアコンの内部まで分解・洗浄してくれます。素人には真似のできないレベルで掃除をしてくれますので、エアコン掃除はクリーニング業者を利用した方が安全で良いでしょう。

ウチノコトサービス

ハウスクリーニング

「ハウスクリーニング(専門清掃)」「家事代行」「片付け・収納」などのサービスを、
単に見た目を美しくするだけでなく、お客様の気持ちから元気と活力を引き出せる
“心のリフレッシュ”と位置づけ、皆様が自然と笑顔になるサービスを目指しています。

ハウスクリーニングサービス一覧

家庭用壁掛エアコンクリーニング
(抗菌コート付)

作業目安時間 1.5~2時間/1名:
13,900円 税込(1台)

おすすめ時期
夏と冬、ご使用の前
リセットサイン
送風口のカビ発生
作業内容
カバー・フィルター・室内冷却機・送風口・ドラムの洗浄清掃、抗菌コート ※室外機は作業に含まれません

※家庭用壁掛けタイプの金額となっております。
※お掃除機能がついていないものが対象です。
※設置状況等により、対応できない場合もございます。
※設置からの経過年数によっては、対応できない場合もございます。

家庭用壁掛お掃除機能付
エアコンクリーニング
(抗菌コート付)

作業目安時間 2~2.5時間/1名:
23,900円 税込(1台)

おすすめ時期
夏と冬、ご使用の前
リセットサイン
送風口のカビ発生
作業内容
カバー・フィルター・室内冷却機・送風口・ドラムの洗浄清掃、抗菌コート ※室外機は作業に含まれません

※家庭用壁掛けタイプの金額となっております。
※設置状況等により、対応できない場合もございます。
※設置からの経過年数によっては、対応できない場合もございます。

デラックスパック(水廻り5箇所 まとめてクリーニング)

作業目安時間 5~6時間/2名:
64,800円 税込(1セット)

溜まった汚れを1日で一掃できます。
おまとめパック価格がお得で好評です。
作業内容
レンジフード・浴室・キッチン ・洗面所 ・トイレのクリーニング 各1ヶ所の計5ヶ所クリーニング

※トイレに付帯する洗面台についてはお問い合わせください。

キッチンクリーニング

作業目安時間 4~5時間/1名:
34,800円 税込(1台)

おすすめ時期
年末、または年明け
リセットサイン
油と埃の粘着
作業内容
レンジフード・戸棚扉(表面)・壁(パネル)・シンク・蛇口 ・ガスコンロ・排水口 ・システムキッチン全体の洗浄
浴室クリーニング

作業目安時間 2~3時間/1名:
17,800円 税込(1室)

おすすめ時期
湿気があがる梅雨の前
リセットサイン
付着するカビの目立ち
作業内容
床・壁・浴槽・蛇口・照明器具・鏡・換気扇カバー・排水口の洗浄、カビ・水垢対応
レンジフードクリーニング

作業目安時間 2~3時間/1名:
15,800円 税込(1台)

おすすめ時期
年末、または年明け
リセットサイン
油と埃の粘着
作業内容
カバー・溝・ファン・フィルター・照明カバー・周辺壁の洗浄
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※実際のサービスは、ミサワホーム(株)の提携会社のスタッフがお伺いいたします。

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