ご主人が定年を迎えたのを機に、寝室だった和室と隣接する洋室・廊下をつなげて新たな寝室へとリフォームしました。海外赴任歴が長く、ベッドでの就寝に馴染んでいたご主人と、将来を考え足腰への負担が軽いベッドに変えたいと思っていた奥様のご要望を受けて、床面はフローリング張りに。ベッドサイドにぴたりと位置した窓は、購入を予定していたセミダブルベッドにあわせて計画しました。また、部屋をつなげて生まれたゆとりを活かして窓際にはデスクを造作。パソコンコーナー・書斎として活躍する、ご夫婦のお気に入りスペースです。 ベランダ側にも、奥様のドレッサー用にデスクを造作。以前より開口部の面積は少なくなったが、スイス漆喰の白い壁、木目の柔らかなバーチ材のフローリングによって、明るく暖かみのある空間に仕上がった。「物が出ていない部屋を」という奥様の希望を受け、壁面の一面はクローゼットとした。