地域医療の充実に長年取り組んできた医療機関様。そこを母体としたサービス付き高齢者向け住宅が、札幌市のJR白石駅前に誕生しました。
大きな特徴は自立から要介護、医療が必要な方まで対応できるよう部屋が整備されており、フロア毎に住み分けができるようになっており、内訳は2/3階がが要介護者、4/5階が自立・軽介護者に対応。夫婦で入居できる部屋も用意しています。
建物内には映画の上映や展示会、書道会などが開催できるホールを備え、地域交流も取り組みが可能で、大浴場や大食堂もあり、にぎやかで楽しく、快適に過せるように共用スペースは充実しています。そのような要望に応えるべく選ばれたのが、北海道で豊富な実績を積上げたミサワホーム。
特に多様な医療・介護サービスを展開する為、ノウハウを提供できる事がポイントとなりました。
建築DATA | ||||
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敷地面積 |
2508m2 (758坪) | 延床面積 |
3285m2 (993坪) | |
構造・規模 | RC 5階建 | 開設 | 2012年 |
既存事業として老健をはじめ、グループホーム等も運営している事から待機者の解消、在宅復帰の受皿など様々な対応を検討した結果、多くの機能を取り入れた複合型施設(住宅)となりました。
2種類の通所介護、小規模多機能、訪問介護/看護、更にはサテライトクリニックまでも整備しており、入居者も家族にとっても安心できる環境となります。分院ではあるものの、万が一の場合は近接する本院との迅速な連携、またグループ内の病院・老健とのネットワークにより万全のサポート体制を構築する事ができています。
食事の提供も栄養バランスを徹底管理し、健康面に配慮。糖尿病の治療食など個人に合わせたメニューにも対応可能であり、まさに(医)食住を高いレベルで兼ね備えています。