名古屋市中心部から車で30分程の立地に、「プレステージ小幡緑地」は完成しました。名前にもあるとおり小幡緑地に近接しており、緑の香る環境の中にありながら交通の利便性も高い街である為、良質な建物とサービスが付加する事によって更に価値を高める事ができました。
かねてより法人様が所有していた社宅跡地に、介護事業のノウハウがあるミサワホームが計画を提案。その結果高い評価を得て実現に至りました。入居者が大きな安心感の中で、温かく見守られながら生活を送れるように工夫を凝らす事により、ここでは施設ではなく住宅(自宅)として、生活ペースを乱す事なく自由な「暮らし」を満喫できます。
建築DATA | ||||
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敷地面積 |
2546m2 (770坪) | 延床面積 |
2256m2 (682坪) | |
構造・規模 | RC造 3階建 | 開設 | 2011年 |
プランの工夫としては、要介護度の高い高齢者向け居室のキッチンを省略し、可動式のIHヒーターを配置。簡単な調理は可能としながら、省スペースとコストダウンを両立しました。また、その対象居室を1階と想定した事と、各階に食堂を設けたことにより要介護と要支援・自立の方が別々に食事をとれるよう配慮しています。これらはほんの一例にすぎませんが、過去の経験を随所に活かした仕上がりとなっています。
その他にも医療連携の核となるクリニックは、別棟にする事で高齢者住宅の一部と見られないよう配慮するなど、配置や全体イメージにも気を配っています。
24時間宿直による管理体制など充実のサービスや医療・介護との連携も人気の理由の1つで、開設1ヶ月前には既に7割超の成約があるほどで、高齢者のニーズに応えられる住宅、または高齢者に受け入れられる住宅を追求した結果として表れています。