元々いくつかの賃貸を経営されているオーナー様が、地域に貢献できる事業として、地域密着型の複合型介護施設を選択されました。
地域密着型サービスとは「住み慣れた地域で介護を受けながら安心して生活する」などといった趣旨として創設され、その中でも小規模多機能型居宅介護施設は今後、核となっていく施設とも位置づけられています。
手がけるのは、全国で小規模な施設を積極的に展開している医療法人。その展開している全ての地域において、顧客サービスの質を第一にする事を目標に施設づくりを進めています。
医療法人ならではの安心と安全を提供する事により、第二の我が家とし心穏やかに、自分らしく暮らすことができます。
建築DATA | ||||
---|---|---|---|---|
敷地面積 |
1080m2 (326坪) | 延床面積 |
787m2 (238坪) | |
構造・規模 | 鉄骨造 3階建 | 開設 | 2012年 |
随所でプライバシーに配慮した工夫が見られる施設ですが、特にグループホームは完全な個室でありながら、スタッフがいつも入居者の様子を見守る事ができるようリビングを中心に囲むように配置されております。目の不自由な方や、歩行の困難な方でも「見守り」がある事によって安心な暮らしが実現。家族も満足できる介助を受ける事ができます。
こだわりは食事にもあり、常勤の栄養士と専門教育を受けたスタッフによる、医療法人ならではの栄養バランスを考えた食事のコントロールはもちろん、食は心を豊かにする営みと捉え、美味しも実現しております。
またリビングダイニングは南側一面に開口を設け、各階毎に色分けをして上質な大人の空間を演出。居心地の良い空間で、それぞれが思い思いの時間をすごせるよう配慮がなされています。