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トップ - わが家の建てどきガイド / 住まいの計画を立てる - 住宅購入時に重要な3つのコストと、良いコストパフォーマンスとは

わが家の建てどきガイド

住宅購入時に重要な3つのコストと、
良いコストパフォーマンスとは

こんにちは。住まいづくり相談室の高谷です。
徐々に冷え込んできて、鍋などの温かい料理が美味しい季節になってきましたね。

皆さんは住宅を購入した場合、3つのコストが発生することをご存知でしょうか。
イニシャルコスト・ランニングコスト・メンテナンスコストの3つがあります。
その中でも今回は、環境問題や大規模災害の影響に伴い、エネルギーコストが上がっているニュースをよく耳にするため、ランニングコスト(光熱費)を抑えることの出来るZEHにクローズアップしてお話しします。



【このページのポイント】
・3つのコスト(イニシャルコスト・ランニングコスト・メンテナンスコスト)

・イニシャルコストだけではない、他のコストとのバランスの重要性

・ZEH住宅の必要性


【3つのコストについて】
住まいのご計画を立てる際について、特に気になる部分は「総額」ではないでしょうか。
しかしその「総額」も、"建築時にかかる総額"だけではなく"建てた後にかかる総額"まで確認しておくことが大切です。

住まいのトータルコスト=(イニシャルコスト+ランニングコスト+メンテナンスコスト)




【イニシャルコストとは】
イニシャルコストとは、「初期費用」という意味で、住まいを取得する際に必要になる建築費用等のことです。
例えば
・住宅そのものの建築・購入費用

・住宅ローンの保証料、登記費用

・家具家電などの購入費用

などがこれにあたります。


【ランニングコストついて】
ランニングコストとは、建物や設備などを維持していくために必要な費用のことです。
こちらは
・光熱費(電気、ガス、水道代、ネット料金など)

・固定資産税などの税金

・火災保険料(更新分)

・植栽の伐採や日常の住まいの清掃費用

などが該当します。


【メンテナンスコストについて】
メンテナンスコストは言葉の通り、住まいの修繕などにかかる費用のことです。
(ランニングコストに含めて呼称される場合もございます)
例を挙げると
・外壁、屋根材の塗装や貼替え

・空調など、電気設備関係の交換

・防蟻処理

・玄関ドアやサッシ、シャッターなどの補修、部品交換

・水廻りのリフォームや水道管の点検、補修

など、多岐にわたります。


【トータルバランスに注目】
住まいの計画を考える際、トータルバランスが大切です。
なぜなら建てたときの総額を抑えたとしても、選んだ住宅自体の性能や仕様などで逆に光熱費やメンテナンスが大きく発生したり、ランニングコストの抑えた住まいを追求することで、イニシャルコストが上がってしまう可能性があるからです。

しかしながらイニシャルコストは計画時の費用のため、ある程度の目安が付くものの、ランニングコストなどの将来発生する費用は計画時にわかりにくいのが難点です。
※住宅会社により、光熱費やメンテナンスのシミュレーションなどが可能です。詳しくは各会社のご担当にお尋ねください


そこで今回は、ランニングコストの中でも非常に大きな要因である"光熱費"を抑えるために、指標の一つである「ZEH」についてご説明します。


【ZEHと社会情勢からみるランニングコスト】
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、簡単に言えば、高い「断熱性能」をベースに、高効率機器による「省エネ」、太陽光発電システムなどによる「創エネ」を組み合わせることで、エネルギー収支をおおむねゼロにする住まいのことです。
(ZEHの必要性については下記の記事をご確認ください)
ZEHってなぜ必要?未来のくらしのためにできる事




ZEHがコストバランスに優れている理由は以下のようなポイントがあります

・国が設けるZEH基準を満たす性能にすることで、必然的に断熱性や耐震性などが高くなる

・断熱性を高めることで、室内温度の変化が少なくなり、ランニングコストを抑えつつ、快適な室温環境で過ごすことができる

・エコキュートや高効率エアコンなどの設備機器を設置することで、光熱費などのランニングコスト削減ができる

・太陽光発電システムやエネファームなどの創エネ設備を搭載することで、余分な電力を買う必要がなくなる(自家消費分を自宅で発電できる)

・基本性能が高くなるため、将来のメンテナンスが少なくなりやすい

などです。

また、ZEHは国が2030年に向けて"新築住宅の平均でZEHの実現を目指す"と明言している点もあり、今後はZEHがスタンダードとなっていくかもしれません。
その社会的背景として、2050年までに温室効果ガス排出量をゼロにするために「気候変動対策」がSDGsの項目に掲載され、国が本格的に対策に乗り出している点や、近年の地震や台風などの異常気象、東日本大震災以降の光熱費高騰などを踏まえると、ZEHの必要性は年々高まっていくと予想されます。

特に光熱費高騰の理由の一つである「再生可能エネルギー発電促進賦課金」に関しては、太陽光発電システムなどのない世帯含め、国民全員の光熱費から毎月徴収されているため、これからの時代は太陽光発電システムや蓄電池などを適切に活用することで、買う電気を抑え、自宅で電気を創り出すことを検討しても良いかもしれません。




光熱費を一例にZEHについてお話ししてきましたが、長い視点で見たときに発生するランニングコストやメンテナンスコストが、予定していた総額を上回らないように事前に各会社の担当へ比較確認をしておきましょう。

また、その際、
20~30年後も性能が維持できる住まいなのか
今後起こりえる災害に対して対策が出来る住まいなのか


のような点も合わせてお調べしておくことをお勧めいたします。


ミサワホームでは、ZEHに対応可能な住宅となっているため、お客さまの要望やお住まいの地域に合わせたご提案が可能です。

ご計画時に、お客様の生活スタイルや選択いただいた仕様に合わせて光熱費シミュレーションやメンテナンスプログラムを邸別で行うことも可能ですので、お気軽にご相談ください。


ZEHについてや最初のご計画の進め方はこちらのカタログがお勧めです。
情報収集にぜひご活用されてみてください。
カタログ請求フォーム(ミサワホーム)

尚、ミサワホームでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、 お客さま、従業員、関係先等の皆さまの安全・安心に配慮し、 政府・自治体など行政機関からの指導に基づいた対応を実施しています。 オンラインでのご説明も行っていますので、お気軽にご相談ください。
住まいづくりのご相談(ミサワホーム)